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[着物でお出かけ] 「土御門家がみた宇宙(そら)ー江戸時代の天文観測ー」展へ

今回は、東京・渋谷にある「國學院大學博物館」にて開催中の「土御門家がみた宇宙(そら)ー江戸時代の天文観測ー」展へ、江戸時代の宇宙を見にお出かけしました。 土御門家(つちみかどけ)は、陰陽師・安倍晴明を受け継ぐ支流の一つとして、主に天文道をもって朝廷に仕えた公家です。土御門家の家職に「天文密奏」があります。古代より、日蝕・月蝕・彗星などは、天皇の身体や社会に害を及ぼす兆候と考えられ、祭祀や祈祷が行われてきました。 そういった天文観測に関する史料が60点以上集められ、彗星観測や日蝕の様子など、貴重な記録が展示されています。 中でも、日本でオーロラが発生していた記録には驚きました。当時日記の絵図に、巨大な赤色のオーロラが描かれていたのが、とても衝撃的でした。 また、彗星(ほうきぼし)を記録した絵は、とても可愛らしく、ぜひ見ていただきたい展示です。
※「土御門家記録」箱・目録 家道として引き継がれていた「陰陽師」の知識がまとめられた「土御門家記録」も綺麗な状態で展示され、大切に扱われてきたことがうかがえました。
※左:伊勢暦、右:浮世絵「山海愛度図会」 暦を見ながら、月の満ち欠けや吉日をチェックするのは、いつの時代も変わりません。 女性のお着物の柄も素敵で、つい見入ってしまいました。
※安政五年戌午 彗星出現図 江戸時代に、このような精密な観測技術があったことに驚きます。
宇宙をイメージして、紺色の帯揚げと、キラッと光るシルバーの帯留をコーディネートしました。 ーーーーーー 「土御門家がみた宇宙(そら)ー江戸時代の天文観測ー」 開催期間:2023.4.1(土)〜2023.5.14(日) http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2023_tsuchimikado.html 國學院大學博物館 東京都渋谷区東4-10-28 國學院大學渋谷キャンパス内 JR「渋谷駅」新南口から徒歩約10分
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