【七五三 LOOK BOOK 2022】ママの着物コーデはどうすればいい!?
七五三の服装
ママの着物コーデはどうすればいい!?
ママに向けたおすすめの
「3つの七五三着物コーデ」をご紹介
こどもの成長を祝う七五三。
当日ママはどんな着物を着ていくのが良いのでしょうか。
迷うことなく「自分らしい」七五三のママコーデを見つけられるようにご紹介していきたいと思います。
◆何を着ればいい?
七五三におすすめのママ着物
【結論】
ベストチョイスは訪問着・付下・色無地のいずれか!
七五三は慶事(お祝いごと)に当たるイベントなので「格(かく)」のある着物を選ぶことで安心感を持って1日を過ごすことができます。
七五三のママの着物コーデでは、
・子供が主役である
・神社へお参りする
・親戚が集まることがある
といった理由から、「格のある着物で、華やかでも派手すぎないコーデ」を心がけることがポイントとなります。
◆着物の種類によって与える印象が変わる
格が出せる着物としてベーシックなものは「訪問着・付下げ・色無地」の3種類です。
それぞれが与える印象はこのように変化していきます。
・訪問着→華やかな印象
・付下げ→落ち着いていながらも華やかな印象
・色無地→控え目な印象
実際の写真とともに見ていきましょう!
【訪問着】
訪問着は幅広いフォーマルシーンで活躍する着物です。
一般的には肩から裾にかけて、流れるように柄や紋様が描かれており、全体的に華やかさがあります。
〈おすすめPoint〉
・ママも特別感をより楽しめるコーデ
・子供のお祝いに彩りをプラスする華やかさ
訪問着を着用されている方のお写真を見てみましょう!

画像提供:@arabian_kimono
(https://instagram.com/arabian_kimono?igshid=YmMyMTA2M2Y=)
こちらの訪問着は、大柄のお花がデザインされていてとても華やかですね。
帯はモダン柄のものが合わされていて、華やかさが際立ちます。
お子さんが古典柄やモダンスタイルの場合でも合わせられる訪問着です。

画像提供:@arabian_kimono
(https://instagram.com/arabian_kimono?igshid=YmMyMTA2M2Y=)
くすみカラーである薄い紫が落ち着いた印象の訪問着。
波線の柄がありますが、これは「立涌(たてわく)」という運気を上げる文様です。
縁起の良い柄で選ぶのも良いですね。

画像提供:@ayaayaskimono
(https://instagram.com/ayaayaskimono?igshid=YmMyMTA2M2Y=)
こちらは爽やかなブルーが綺麗な訪問着。
「草花紋様」という代表的な古典柄ですが、着物のベースカラーによってモダンな印象になります。
【付け下げ】
付下げは、訪問着よりも柄を少なくした、控え目な印象が特徴の着物です。
〈おすすめPoint〉
・控え目だけどすっきりと洗練されたコーデ
・目上の人の視線が気にならない、控え目な上品さ
付け下げを着用されている方のお写真を見てみましょう!

画像提供:@peony_say0
(https://instagram.com/peony_say0?igshid=YmMyMTA2M2Y=)
@ensemble_kamakura_kimono
(https://instagram.com/ensemble_kamakura_kimono?igshid=YmMyMTA2M2Y=)
全体的に淡いお色味の付け下げ。
柄が控えめに入っていて、すっきりとした印象ですね。

画像提供:@peony_say0
(https://instagram.com/peony_say0?igshid=YmMyMTA2M2Y=)
@ensemble_kamakura_kimono
(https://instagram.com/ensemble_kamakura_kimono?igshid=YmMyMTA2M2Y=)
お子さんがポップな柄のお着物やレトロスタイルなものをお召しの場合は、こちらのような「柄は控えめでハッキリした色味」の付け下げが合いますね。
【色無地】
色無地は文字通り、色で染められた無地の着物のことを言います。
ワントーンが与えるシンプルな印象が特徴の着物です。
華やかな帯の柄がより際立ったり、逆にシンプルな帯と合わせることでモードな印象も与えることができます。
〈おすすめPoint〉
・控え目な印象を与える、シンプルだけど格のあるコーデ
・親子でカラーリンクコーデをしてもおしゃれ
色無地を着用されている方のお写真を見てみましょう!

画像提供:@luri_iro_kimono
(https://instagram.com/luri_iro_kimono?igshid=YmMyMTA2M2Y=)
こちらはコーラルピンクの色無地に、華やかな帯を合わせたコーディネート。
お着物には柄がないのでシンプルですが、華やかな帯を合わせることでお祝いの行事にピッタリです。

画像提供:@soushino_kimono
(https://instagram.com/soushino_kimono?igshid=YmMyMTA2M2Y=)
こちらのピンクが可愛い色無地には、帯にもピンクが入ったものをコーディネートされています。
色無地の場合は合わせる帯によって雰囲気が変えられるので、組み合わせを考えるのが楽しいですね。
それぞれ特徴と共にお写真を見ていただきました。
番外編としてもう1種類、格の出せる着物をご紹介します。
それは江戸小紋です。
【江戸小紋】
遠目には無地に見えるほど、ごく小さな柄が特徴です。
一般的には小紋=おしゃれ着に分類されますが、江戸小紋は歴史的背景から正装にすることができる特徴をもつ小紋です。
江戸時代の大名が公の席で着ていた裃(かみしも)を染めていた柄が江戸小紋の発祥で、家紋同様に江戸小紋で染めた柄はその家の権威を示していました。
江戸小紋を着用されている方のお写真を見てみましょう!

画像提供:@soushino_kimono
(https://instagram.com/soushino_kimono?igshid=YmMyMTA2M2Y=)
遠目から見ると無地に見えるので、色無地の様に見えます。
落ち着いた印象ですね。
紋を入れることで式典などのフォーマルな場面でも着用することができます。
七五三の着物コーデは訪問着・付下げ・色無地がベストチョイスとご紹介しましたが実際は明確なルールはなく、あくまでTPOに合わせることが大事なポイントとなります。
「子供と過ごすメモリアルな日」をより楽しむママ着物コーデ。
ぜひ参考にしてみてください!
#七五三 LOOKBOOK 2022 記事一覧はこちらから⇩
https://www.kimonoplus.com/hashtag/851/ja-JP/2
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
編集・文:キモノプラス編集部