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【時を越えた女性憧れの衣装、十二単の魅力に迫る!③】

平安時代の象徴的な衣装、「十二単」。
公の場所で晴れの装いとして着用されていた十二単は、現在でも着付け体験や婚礼記念で着用されるなど、女性たちの憧れの衣装となっています。

前回は、十二単を着用している様子をお伝えしました。
今回は、実際に着てみた感想を踏まえながら、十二単の写真をお届けしたいと思います!

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【実際に十二単を着た感想は?】
普段なかなか着る機会のない十二単。
モデルさんに、実際に着てみた感想をお伺いすると・・・

『お、重たい・・・!』

そう、十二単の重量は、なんと重いもので15キロにもなると言われています。
これは、スイカ3玉を背負っているのと同じくらいの重さ。
想像しただけで重たいですね・・・
実際に身に着けてみると、平安時代の皇族女性たちがいかに大変だったのかがよく分かります。

【十二単がもたらす雅さ】
しかし、『重たい』という感想以上に、『身につけているだけで特別感を味わえることができる!』とのこと。

実際に十二単を着てみることで、まるで自分自身が平安時代にタイムスリップしたかのような気持ちになります。

十二単は重くて大変なもの。
しかし、十二単シリーズ①でお伝えしたように、皇族たちにとって服装がどれほど大切だったか、なぜわざわざ動きにくい服装をしていたのか、それらのことを知ってから実際に着ると、また違った楽しさが味わえます。

今から約1000年前、当時の皇族女性たちがどのような思いで十二単を身に着けていたのか、思いを馳せてみるのもいいですね。

【婚礼記念などにもオススメ!】
十二単は、その伝統的で雅な世界感から、婚礼記念などでも着用されます。
人とは違うスタイルの結婚式がしたい!という方や、和装に興味がある!という方は、ぜひ検討してみてください。
一生に一度の晴れ舞台、きっと特別な思い出作りができますよ。

また、レンタル衣装屋さんでも十二単を着用できるプランもあるので、着てみたいと感じた方はぜひ体験してみてくださいね。

着ているだけで特別感が味わえる十二単。
荘厳で煌びやかな世界を味わってみてはいかがでしょうか。

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第3回は以上となります。
次回は、今回十二単を着付けてくださったビューティーサロンPureの代表、古久保芳栄さんのインタビューをお届けします。
お楽しみに!

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[衣装協力]
ビューティサロンPure

ヘア・ネイル・エステ・着付けなどを行っているトータルビューティーサロン。
成人式の前撮りや卒業式の着付け、結婚式を迎える花嫁様の美容トータルコーディネート、通常のサロンワーク、エステメニュー、ネイルメニューなど豊富なメニューが揃っている。
着付け、ヘアメイクとそれぞれの分野で国家資格を持った経験豊かなスタッフが対応。

●住所:京都府京都市東山区粟田口華頂町1 ウェスティン都ホテル京都内東館B1F
●アクセス:地下鉄東西線「蹴上駅」より徒歩2分
●電話:075-761-1477
●時間:10:00~18:00
●休み:毎週月曜日・第4火曜日(※ブライダル開催状況により変更あり、予約優先制)
●HP:https://www.beautysalon-pure.com/

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[撮影協力]
東山浄苑 東本願寺

昭和48年創建。
京都東山の四季が、悠々たる清浄の調べを奏でます。
800年に及ぶ本願寺の法統を受け継ぎ、すべての人の「心のふるさと」。
最新の設備・最高の環境を誇る世界最大・最高の墓所。
宗旨・宗派を問わず、豊かな自然に包まれ、四季折々に美しい姿が特徴の寺院。
あまたの歴史に彩られてきた京都・東山三十六峯に連なる聖地での六条山婚儀。

●住所:京都市山科区上花山旭山町8-1
●アクセス:(車)名神・京都東ICから、国道1号線(京都方面)に入り10分~15分、(電車)JR京都、阪急京都河原町、京阪清水五条の各駅から10分~15分
●電話:075-541-8391
●時間:9時~16時30分(閉門17時)
●休み:年中無休
●HP:https://honganjifoundation.org/jouen/

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※データは2021年12月時点での情報です。
 掲載している料金は原則として税込価格です。
 最新の情報は店舗にお問い合わせください。

撮影:秀平琢磨(UNPLUGGED)
モデル:藤中里緒
監修・着付け:古久保芳栄(Pure)
編集・文:キモノプラス編集部