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【お茶会特集⑥】これさえあればOK!お茶会時の持ち物とは?

日本の伝統文化の1つ、「茶道」。
茶道には、おもてなしの精神やわびさびの心など、美しい魅力がたくさんあります。

知れば知るほど魅了されるお茶の世界。
このお茶会特集では、茶道初心者さんに向けて、お茶会に関する知識や情報・魅力をたっぷりお届けしていきます!

今回は、お茶会時に必要な持ち物についてお伝えします。
それでは、スタートです!

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【最低限これさえあれば大丈夫!】

はじめてお茶会に参加することになった時、不安に思うのが、何を持っていけば良いの?!ということではないでしょうか。
「急遽お茶会に行くことになった」
「はじめてのお茶会で何がいるかわからない」
という方にとって、最低限これだけあれば大丈夫という3点があります。

それが、こちらの3つ。

①扇子
お茶室に入る際や挨拶のときに使用する。
作法の必須アイテム。

②菓子切(かしきり)
お点前でお菓子をいただくときに使う楊枝。
ケーキにおけるフォークのようなもの。

③懐紙(かいし)
「ふところ=懐にいれて携帯する紙」
お点前でお菓子をいただく際に、お菓子を乗せたり、ティッシュのように菓子切を拭いたりする紙。

お茶会によっては、お菓子が運ばれてくる際に懐紙と菓子切がついてきます。
しかし、全てがそうであるとは限りません。
急遽お茶会に行くことになった!というときは、この3つを持参しましょう。

【その他揃えると良い持ち物】
その他にも、あると便利な持ち物があります。

④帛紗(ふくさ)
お点前の際に茶器を拭いたり、器などを鑑賞する際に器の下に敷いたりする布。

⑤菓子切入れ(かしきりいれ)
菓子切をしまっておく入れ物。

⑥懐紙入れ(かいしいれ)
帛紗、懐紙、菓子切り、扇子などの茶道の道具を入れる袋のこと。

その他にも、
・古帛紗(こぶくさ)・・・茶碗や茶杓などの貴重品を扱うときに使用する布。
・数寄屋袋(すきやぶくろ)・・・懐紙入れよりひと回り大きく、替えの足袋や小物を入れることができる袋物。
などを持っていても便利です。

また、茶道のお稽古を本格的に始めたい方には、茶道セットがオススメ!

(茶道セット 茶瑠 BY 淡交社)

お稽古を始めるにあたっての必要最低限のものがセットになっているので、『何を買えばよいのかわからない』という方は、まずはこのセットがあれば大丈夫です。

お茶会に参加した際、「こんなのいるなんて知らなかった!」とならない為にも、必要なものを確認しましょう!

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お茶会特集、いかがだったでしょうか。
第6回は、お茶会時に必要な持ち物編でした。

それでは、次回もお楽しみに!

お茶会特集トップはこちらから
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撮影:岩嵜一真
撮影協力:茶瑠 BY 淡交社
着付け・モデル:猪尾雪乃
編集・文:キモノプラス編集部