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街で見つけた着物美人~八坂神社編~

風情ある街並みが広がる京都には、粋な着物姿の人がたくさんいます。
《街で見つけた着物美人》シリーズでは、京都の街で出会った着物美人をご紹介。

今回は、八坂神社付近で出会った着物美人に、秋のカジュアル着物コーディネートを披露してもらいました。

朱色の楼門で知られる八坂神社は「祇園さん」の愛称で親しまれている京都を代表する神社です。
厄除けや商売繁盛に御利益があって、毎年7月に行われる祇園祭も、この八坂神社のお祭りなんですよ。

そんな八坂神社の近くで出会った着物美人が、廣瀬由仁子(ひろせゆにこ)さん。
今から友人とお食事に行かれるところだとか。
普段から、外食するときには着物を選ばれることが多いそうですよ。

「ウォーキング講師をしておりまして、ハイヒールのウォーキングだけじゃなく、お着物のコンテストやショーに出られる方に所作や歩き方をお伝えしています。ですので、普段からできるだけお着物に袖を通すように心がけています。」

廣瀬さんは、ウォーキング講師、スピーチ講師、ピラティスインストラクター、ライターといった多彩なフィールドで活躍されている方。
2018年には、和装のコンテスト、ミセスなでしこ日本の初代グランプリになられたそう。

「グランプリをいただいて活動をしていく中で、普段からお着物を着る機会が増えました。今はお茶のお稽古もしておりますので、週に1~2回は着ています。」

廣瀬さんは、ご飯を食べに行くときに、訪問着などあまりかしこまったものばかりじゃなく、なるべくカジュアルなものを選ぶようにしているそうです。

「今日は御召(おめし)の柄物を選んでみました。紬(つむぎ)は洋服で言うところのジーンズのようなイメージですが、それよりも少し上品な雰囲気の御召は、ちょっとした出かけや、おしゃれに着こなしたい時におすすめです。」

また、着物を選ぶときに心掛けているのは「季節の先取り」だと話す廣瀬さん。

「まだ9月に入ったばかりですが、この着物にも紅葉が入っているように、秋を先取りした柄を取り入れています。」

季節感を取り入れたおしゃれな着物姿が印象的な廣瀬さん。
お家には数えきれないほどたくさんの着物があるとか。

「もともと母が着物好きでよく集めていたので、それを季節に合わせて着ています。着物は、帯を変えることによっていろいろと表情を変えるので、着こなしを楽しんでいます。」

今回出会った廣瀬さんは、ウォーキング講師やスピーチ講師も務められていて、歩き方や話し方まで上品な着物美人でした。
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▼制作協力
Rola
https://rola-kyoto.com

▼出演
廣瀬由仁子さん
Instagram(@yuniko.h)

▼STAFF
撮影:秀平琢磨(UNPLUGGED)
編集・文:武尾香菜(エディットプラス)

取材日:2021年9月3日