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これで完璧!七五三のお母さんの着物メイク

こどもの大切な記念日である七五三には、マナーを押さえながら、しっかりとした身なりで臨みたいですよね。
着物は決まったものの、メイクはどうするべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

普段メイクがあまり得意でないという方も、パーツごとのポイントさえ掴めば、着物に合う素敵なメイクが仕上がります。
いつもよりちょっぴりおめかしして、思い出に残る七五三にしましょう。

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気を付けておくべきポイントは?
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1.衣装に合わせる
七五三の時のお母さんの服装といえば、フォーマルなワンピースや着物などがありますが、衣装の雰囲気に合わせてメイクすることが大切です。

着物を着る場合は、全体的にしっかりとメイクをしましょう。
普段のナチュラルメイクでは着物には少し物足りません。
また、洋装の時のようにシャドウやハイライトで立体感を出すのではなく、平面的に仕上げて、日本人らしい美しさを際立てるのが基本です。

2.落ち着いたメイクで上品な印象に
あくまで七五三の主役はこども。
お母さんは、こどもを引き立てるようなメイクを心がけましょう。
厚塗りや派手すぎるメイクはNGです。

しかし、お祝いするための行事なのでさりげなく華やかさを演出することも大切。
普段あまりメイクに時間をかけない方は、いつものメイクよりも少し丁寧にすることを意識するとちょうどよいでしょう。

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パーツ別!七五三のお母さんのメイクのポイント
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ここからは、七五三に着物で行くお母さんが押さえておくべきメイクのポイントをパーツごとに紹介します。

①ベースメイク&チーク

ベースメイクは全体的に普段よりもしっかりめに。
着物には、マットな仕上がりのメイクがよく映えるので、マットタイプのファンデーションを選ぶようにしましょう。
でも、厚塗りは厳禁。
カメラのフラッシュやライトで顔が白く浮いてしまう可能性があります。

顔色をよく見せてくれるチークは、頬が高くなる位置からこめかみにかけてほんのり軽くのせましょう。
色味は着物の雰囲気に合わせるのが基本ですが、迷ったときにはオレンジ系がおすすめです。

②リップ

七五三で着るフォーマルな着物には、肌に近い薄い色のリップだと、全体的にぼやけた印象になってしまいます。
発色の良いリップを選ぶようにしましょう。

迷ったときには、アプリコット系の色のリップがおすすめです。
アプリコットとはピンクとオレンジの中間のような色。
やわらかい印象になるので、第一印象がとてもいい色とされています。
日本人の肌によく馴染み、上品で透明感のある口元に仕上がります。

③アイメイク

フォーマルな着物には、主張しすぎないブラウン系のアイシャドウが◎。
アイラインは黒を選んで、まつ毛とまつ毛の間を埋める程度で十分です。

眉はきれいに整えて顔全体に統一感を出しましょう。
着物には、細眉よりもやや太めに描いた眉がよく似合います。
ゆるやかなカーブをつけて描くことで、お母さんらしい優しげな雰囲気に。
髪よりも少しだけ明るめの色味を選ぶとよいでしょう。

七五三でお母さんが押さえておくべき着物メイクのポイントを解説しました。
いつも以上にしっかりメイクをして、素敵な笑顔で七五三のこどもをお祝いしてあげてくださいね。
七五三が、こどもにとってもお母さんにとっても最高の思い出になりますように。

『七五三特集』記事一覧はこちらから⇩
https://www.kimono-plus.com/special-shichigosan

▼STAFF
撮影:秀平琢磨(UNPLUGGED)
監修・着つけ・ヘアメイク:塚本真子、小山恵、下元佳奈(Rola)
モデル:MIO(gram)
編集・文:武尾香菜(エディットプラス)

▼衣装協力
Rola
https://rola-kyoto.com