男の子の七五三の着物って?おすすめのコーディネートは?

七五三は、こどもの健やかな成長を祝う行事。
男の子の七五三は、3歳と5歳でお祝いしますが、地域によっては5歳の一度きりということも多いです。
大切なイベントだから、かっこよく着物を着せてあげたいですよね。
でも、何を着せたらいいのかわからず不安に思うお母さんも多いはず。
今回は、男の子の七五三で着る着物や小物、コーディネートのポイントなどを詳しくご紹介します。
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どんな着物を着るの?
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男の子の七五三では、家紋が入った無地の着物のうえに羽織を着て、縞模様の袴を履くのが習わしです。
最近は、無地ではなく、兜(かぶと)や鷹(たか)などの模様が入った羽織を着るのが主流。
袴も、縞模様に限らず、古典模様やモダンな柄が描かれたもの、無地のものなどさまざまです。

着物の他には、袴の帯部分に懐剣(かいけん)を差し込み、袴のひも、もしくは懐剣にはお守りを結び付けます。
懐剣は、護身用として持ち歩いた短剣のこと。
近年は装飾品として、短剣を模したものが布袋に入っています。
お守りは、招福や厄除けの目的で身に着ける縁起物です。

着物はレンタルを選ぶ人が圧倒的に多く、写真スタジオやレンタルショップでは豊富なバリエーションの中からセレクトできます。
長着・羽織・袴をおしゃれにコーディネートしてみてくださいね。
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かっこいい袴姿が見たい!
男の子の七五三コーディネート
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まず一着目は、男らしい風格のある青の羽織に
「運や幸運を掴み、一度掴んだら離さない」
ということを意味する鷹を描いた一着。
鷹のほかにも荒波がダイナミックに描かれ、華やかに仕立てられています。
オフホワイトの袴を合わせることで、爽やかな印象に。

近年人気を集めている、カーキなどの中間色の着物に、兜が描かれたデザイン。
兜は「邪気や災いから守られますように」という願いが込められた柄です。
他のこどもと被らない、個性的な一着を着たい人にぴったりの一着です。

グレーの地に、珍しいペガサスの模様が描かれた羽織。
ペガサスには、「夢に向かって羽ばたく」という意味が込められています。
上品な色合いなので、高貴な雰囲気の装いになりますよ。
グレーの斜め縞模様の袴もスタイリッシュ。
今っぽいおしゃれな七五三にしたい方にぴったりのコーディネートです。
今回は、男の子の七五三の衣装と小物、コーディネートをご紹介しました。
ぜひ参考にして、かっこいい着物姿をたくさん写真に残してあげてくださいね。
『七五三特集』記事一覧はこちらから⇩
https://www.kimonoplus.com/special-shichigosan
▼STAFF
撮影:秀平琢磨(UNPLUGGED)
監修・着つけ・ヘアメイク:塚本真子、小山恵、下元佳奈(Rola)
モデル:新井政成(gram)
編集・文:武尾香菜(エディットプラス)
▼衣装協力
Rola
https://rola-kyoto.com