PAGE
TOP

てくてく着物観光~浴衣で行きたい!京都の夏スイーツ特集前編~

夏本番がやってきました。
暑い季節になると、浴衣を着て夏気分を味わったり、ひんやりしたものが食べたくなりますよね。

今回のてくてく着物観光は、そんな夏にピッタリの「浴衣で行きたい京都の夏スイーツ特集」です!
前編・後編の2編に分けて京都の夏スイーツをご紹介しますので、ぜひご覧ください。

それでは、前編のスタートです!

【目次】
1.〈SUGiTORA〉の芸術的なジェラートパフェ
2.〇〇〇まで氷⁉〈祇園下河原page one〉のかき氷
3.見た目も可愛い〈COCOCHI CAFE〉の夏スイーツ

------------------------
1.〈SUGiTORA〉の芸術的なジェラートパフェ

最初にご紹介するのは、阪急京都線京都河原町駅より徒歩6分の場所にある〈SUGiTORA〉。
寺町通りと新京極通りを繋ぐ路地に佇むこちらのお店では、本格的なジェラートをいただくことが出来るんです。

早速店内を覗いてみると・・・

白と木目調で統一された可愛らしい店内です。
2階はカフェスペースとなっているので、食べ歩きでもイートインでも楽しめますよ!

1階のレジ横にあるショーケースの中には

ミルクやチョコレートといった定番のフレーバーから、限定フレーバー、赤い果実とアールグレイといった変わり種など、美味しそうなジェラートたちがずらり!

どれにしようか悩んでしまいます・・・

食べ歩きに最適なカップやコーンでいただくジェラートもオススメですが、今回はこのジェラートを使用した「パフェジェラート」をご紹介します。

そのパフェジェラートがこちら!

見てください、この芸術作品のような美しい見た目!
SUGiTORAでは、このアートのようなパフェジェラートが大人気なんです。

こちらのパフェは、今年6月から期間限定で提供されている「台湾パイナップルとフロマージュのパフェ(1595円)」。

華やかな見た目のパフェですが、味は非常に繊細なんです。

使用されているジェラートは、ミルクとレモンの2種類。
牛乳本来の優しい甘さと爽やかなレモンの香りが口の中に広がります。
次にやってくるのは、ザクザクしたクランブルクッキーや、サクサクのパイといった食感の楽しさ。そして、台湾パイナップルの甘味です。
台湾パイナップルはバニラとアニスという香辛料でコンポートされており、そうすることで素材の風味はそのままに味に深みが生まれるんだとか。

その他にも、生クリーム、スフレチーズケーキ、レモンクリーム、チーズクリーム、レモンジャム、チュイール、レモンゼストといった材料が使用されており、様々な食感や風味を楽しむことができるんです。

こだわりが沢山詰まった、夏の訪れを告げる初夏にピッタリなパフェ。

期間限定パフェの提供は約2ヵ月ほどですので、みなさんもぜひ「台湾パイナップルとフロマージュのパフェ」で夏の訪れを感じてみてくださいね!

また、メニュー表にも注目していただきたい点が!

メニュー表には、店長さん手書きのパフェの構成案の絵が記載してあるんです。
絵も芸術的で、編集部もビックリ!
お店に訪れた際には、メニュー表にも注目してみてくださいね。

現在はオンラインショップでの販売も人気との事で、アイスサンドやエクレアなどの商品がネットで購入出来ちゃうんです!
以下よりアクセスできますので、ご自宅でSUGiTORAの人気商品を味わってみてはいかがでしょうか。

https://sugitora.stores.jp/
(SUGiTORAオンラインショップ)

見た目も味わいも楽しめるパフェジェラート、ぜひSUGiTORAでご堪能下さい!

--------------------------------------------------------------------
〈SUGiTORA〉
●住所:京都府京都市中京区中筋町488-15
●アクセス:阪急京都線「京都河原町」駅より徒歩6分
●電話:075-741-8290
●時間:13:00~19:00(ジェラートが売り切れ次第営業終了)
●休み:火曜日
●料金:~2000円
●HP:https://www.sugitora.com/
--------------------------------------------------------------------

------------------------
2.〇〇〇まで氷⁉〈祇園下河原page one〉のかき氷

次にご紹介するのは、祇園四条駅より徒歩12分、高台寺や八坂神社といった観光地にも近く、京都の風情溢れる街並みに店を構える〈祇園下河原page one〉。

丸窓が付いた外壁がオシャレな町屋カフェです。

こちらのお店は、氷屋〈森田氷屋本店〉の5代目となるご兄弟が、その歴史に新しいページを加えようと2011年に立ち上げたカフェ&ダイニングバーなんです。

森田氷屋本店は、明治16年創業。
なんと今年で138年目を迎える京都最古の氷屋さんなんです。
そんな氷屋さんが手がけるカフェ、気になりますよね!

昼はカフェ、夜はバーとして違った表情を見せてくれる祇園下河原 page one。
ランチに訪れるもよし、少し休憩するもよし、夜にバーを楽しむのもよし・・・と、様々な利用方法がありますが、今回夏スイーツ特集としてご紹介するのはこちらのメニュー!

夏を代表するかき氷(生絞り苺1100円)です!

しかもこちらのお店でいただけるかき氷は、普通のかき氷とは一味違うんです。
何が違うのかというと・・・

なんと器まで氷なんです!!!

器まで氷にしてしまうなんて、さすが氷屋さんが手掛けるかき氷と言わんばかりのインパクト。
この清涼感バツグンのかき氷は、見た目からも涼しめること間違いなしです。

ちなみに、この器は手作業で氷の塊を削って作られているとのことなので、1つとして同じものはないんだそう。かき氷はもちろんのこと、毎回表情の変わる器にも楽しんでいただきたいとのことでした。

そして、かき氷はというと・・・

雑味がなく滑らかな氷の食感!!
口の中にすうっと入っていきます。

氷の中の不純物を取り除くために、なんと72時間もかけて凍らせるのだそう。

手間暇をかけたぶん硬く締まり、美しく仕上がった氷。
そうして出来たこだわりの氷は、透明度が高く、光にかざすとこの写真のようにキラキラと輝きます。

また、主役の氷の上には色鮮やかな苺シロップとスライスいちごがたっぷり!
甘みのある苺シロップと甘酸っぱいスライスいちごが爽やかな氷を引き立てます。

店内はカウンターやテーブル席、ソファ席があり、どこにいても光を沢山取り込めるような優しく温かい造りになっています。

みなさんもぜひ祇園下河原page oneで、くつろぎのひと時をお過ごしください。

--------------------------------------------------------------------
〈祇園下河原page one〉
●住所:京都府京都市東山区下河原通八坂鳥居前下る上弁天町435-4
●アクセス:京阪本線「祇園四条」駅より徒歩12分
●電話:075-551-2882
●時間:11:00~24:00
●休み:水曜日
●料金:昼~1300円
●HP:http://www.pageone-gion.com/
--------------------------------------------------------------------

------------------------
3.見た目も可愛い〈COCOCHI CAFE〉の夏スイーツ

最後にご紹介するのは、京都市営地下鉄丸太町駅より徒歩5分、京都御苑の近くにお店を構える〈COCOCHI CAFE〉。
入口は前面ガラス張りになっているので、店内は日の光に包まれた温かい空間が広がっています。

こちらのお店は、季節のフルーツを使った愛情たっぷりのケーキが大人気で、甘いもの好きな人がこぞって訪れる人気のカフェなんです。

その中でも今回ご紹介するケーキは、毎年7月~9月頃の夏季限定メニューとして大人気の「まるごと桃タルト(イートイン825円、テイクアウト810円)」です!

(出典:COCOCHI CAFE)

運ばれてきた時から桃の香りがふわっと広がり、食欲が沸きます。
しっかりとしたタルト生地の上には、つやっつやの桃がまるごと乗っており、可愛らしい見た目に魅了されてしまいます・・・

そして、見た目だけではないんです!

桃の中にはカスタードがたっぷり入っているので、桃を割るとカスタードがじゅわあ・・・

みずみずしい桃とほんのり甘いカスタードは相性抜群で、幸せな空間が口の中いっぱいに広がります。
桃好きの方にはたまらないケーキとなっており、毎年たくさんの方がこちらの桃タルトの販売を楽しみにされているんです。

席の予約はありませんが、ケーキのお取り置きは行っているとのことですので、1日数量限定で大人気の「まるごと桃タルト」、確実に食べたい方はお電話か店頭でのお取り置きをすることをオススメします!

そして、もう1つのオススメがこちらの
「まるごとオレンジジュース(イートイン550円、テイクアウト540円)」

(出典:COCOCHI CAFE)

つぶらな瞳にちょこんとしたお髭がとってもユニークで可愛らしいこちらのジュース。
オレンジの中をくりぬいたこちらのジュースは、すっきり爽やかな味わいが口の中に広がります。

果肉も入っているので、飲み終わった後はスプーンで中をほじほじ・・・
オレンジをまるごと味わい、楽しむことができますよ!

そうこうして飲み終わるころには、すっかり愛着が沸いてくるこの見た目。
ちなみにこちらの目や髭は動かすことができるんです。
目を寄せてみたり、髭を眉毛のように目の上にずらしたり・・・
ぜひいろんな表情の写真を撮ってみてくださいね!

(出典:COCOCHI CAFE)

店内の壁にはアートが描かれており、どこを切り取っても絵になります。

また、誕生日や結婚祝いといったオーダーケーキのご注文も受け付けているとのことですので、特別な日の大切なケーキをぜひCOCOCHI CAFEでご相談してみてはいかがでしょうか。

目で見て楽しい、食べておいしい。
店名の通り、そこには「ここちいい」空間が広がります。
1人でゆっくり過ごしたり、お友達やご家族の方と時間を過ごしたり・・・

みなさんもCOCOCHI CAFEで自分なりの心地よい時間をお過ごしください。

--------------------------------------------------------------------
〈COCOCHI CAFE〉
●住所:京都府京都市中京区道場町4-8
●アクセス:京都市営地下鉄「丸太町」駅より徒歩5分
●電話:075-212-2227
●時間:11:00~18:00(17:30LO)
●休み:日曜日(不定休)、月曜日
●料金:~2000円
●HP:https://cocochicafe.com/
--------------------------------------------------------------------

てくてく着物観光~浴衣で行きたい京都の夏スイーツ特集~
いかがだったでしょうか。
後編は来週金曜日に公開予定ですので、お楽しみに!

※データは2021年7月時点での情報です。
 最新の情報は各スポットにお問い合わせください。

撮影:岩嵜一真
取材・文:キモノプラス編集部