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着物って愛❤️卒業式に感じた日本の良さとあたたかい思い❤️

連投になりますが、どうしても年度末の今日、 3月31日に留めておきたい思いがあります。

今月はご卒業式のお手伝いが続きました。オランダでは学期末は夏が一般的。でも、日本の学校はまさに今。春だなぁと感じました。
(とはいえ、日系の学校や大学などによっても、卒業式は来月や6月など様々です)

ご縁があり、なんとご卒業式にも立ち合わせていただけました。あらためて感じた、日本の式典の大切さとご親族の愛情をまとめます。

穏やかな日差しの降り注ぐ吉日にご卒業式の袴のご依頼でアムステルダムにお伺いしました。

お友達同士で袴を着たい!! とのご希望をいただき、学校にてお着付け。
久しぶりの日本らしい教室の雰囲気に懐かしさ込み上げました。

卒業式にも立ち合わせていただけるとなり、親になって初めての日本の式典に参加(卒園式はありますが、我が子達の卒業式はまだです)

自分の学生時代は感じなかったプログラムひとつひとつの意味や、先生方、ご家族の感慨を感じて、節目を大切にする日本の良さをあらためて実感。初めての場所なのに、涙が止まりませんでした。

卒業生は、後輩から見たら偉大なる先輩達。時間をかけて紡いできた友情や絆。そのために親御様が重ねてきた日々の苦労と努力。
式典と我が子の晴れ姿によって、気持ちに大きな区切りとなること、式典ってめちゃくちゃ大事やん!!(え??今更??)

卒業生の方の中にお祖母様が日本からお越しになって、袴を着付けられ、お孫様の晴れ姿をご覧になっていらっしゃった方がいました。

日本でもお忙しいなか、やっぱり孫が袴を着たいんだったら行かなきゃね😉ということで駆け付けられたとのこと(駆けつけるの表現が適切か分からないほど遠いですが)

(おこがましくも)自分が同じ立場だったらどんなにか嬉しいだろうなと重ねてしまいました。またご家族やご本人様の思いもひとしおのことでしょう。

着物って本当に思いが伝わるなぁ😭

親御様やご親族様が遠くにいらっしゃり、みんながみんな、ご同席されたり、晴れ姿を直接見られるわけではないからこそ、実現することはお幸せだと感じます。

し、お着付けを担当する時には、お身内の気持ち(とは及ばなくとも)のように、心を込めてご対応したいと引き締まる思いでございました。

ご卒業生の皆様、本当におめでとう御座います㊗️
そして、ご家族、ご親族の皆様も本当におめでとう御座います🌸🌸🌸

明日からは新学期。
きちんとした節目を迎えられてこそ、新しいスタートが切れるのだと、あらためて痛感したアラフィフトリコなのでした🍀

こちらのお嬢様は、別の日にお手伝いさせていただいた方。訪問着はご自身でご用意されたもの。
きっとこれからの節目に何度も登場するであろうこのお着物は、晴れやかな笑顔によくお似合いでいらっしゃいました。

嗚呼、素晴らしき着物の持つ力なり❤️
おめでとう御座いました㊗️