PAGE
TOP

[豆知識]え⁉︎知らなかった!意外と知らない表裏

着物を着る上で、意外と間違えやすいのが、小物の「表と裏」。
小物はどちらの面も綺麗な場合が多いので、ぱっと見ではわかりにくい場合も多いです。私も、知らずに使って、他人に表裏を指摘されて恥をかいた苦い経験があります(笑)。

もちろん、リバーシブルで使用可能な小物もありますし、意図的に「裏を見せる」ことはOKだと思います。

意図していれば、指摘されても傷つくこともありませんが、知らずに指摘されると落ち込むこともあります。今回は、過去に私が間違えた3つのアイテムの表裏の見分け方のポイントをお伝えします。知らない方はこの機会に覚えて、自信を持ってお着物ライフを過ごしましょう。

1、冠組の帯締め 
どちらも組が美しいですが、真ん中で割れる方が表、割れない方が裏になります。2、綸子(りんず)の帯揚げ
どちらも光沢が美しいですが、光沢が弱い方が表、光沢が強い方が裏になります。3、博多献上柄の伊達締め
どちらの柄も素敵ですが、「✖️(バッテン)」が見える方は裏になります。以前は指摘されてもまだ両方同じに見えてしまうくらい、感覚が鈍かったですが、時間をかけるうち、徐々に違いがわかるようになりました。何度も同じ小物を扱うことで、感覚さえ育てていくことができるのもお着物の良いところですね。