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へそまがり日本美術

近くの美術館で開催している『へそまがり日本美術展』に行ってきました.美しい素晴しいではなく,ちょっとへたうまでくすりと笑える表現がメインです.すっかり最近は若者を中心に根付いたへたうまブーム.ちなみにこの看板の左奥側は徳川家光の「兔」の絵です.狩野派に絵を習っていたようですが,なんとも不思議な兔.お殿様自身をあらわしているのでしょうか?(笑)
右側は,伊藤若冲.若冲もこんなユーモラスな絵を描くのですね.今回は,長澤芦雪のクリアファイルを購入.このような迫力ある絵を描ける人も時には気分転換に??へたうま画を描くのです.
今回のコーディネート
着物:絽の付下げ 日本画のような模様を意識.鷺のような鳥が描かれています.
半襟:国芳が描いた金魚風
帯:グリーン 狗子図などもあったので,唐獅子が描かれた帯にすればよかったかなぁと少し反省.
帯締め:控えめに補色のブルー系で
帯留め:黒のトンボ玉
帯揚げ:薄紫 グリーンと補色で.
かんざし:黄色(トンボ玉と折鶴)3.まとめ
美術館に行くときは,ぜひぜひ,ちょっぴりの予習をして自分なりのこだわりでお出かけしてください.私の今回のポイントは,国芳風金魚半襟と付下げの裾模様です.