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星に願いを☆七夕の節句(笹竹の節句)

七夕といえば、1年に1度だけ逢うことを許された織姫と彦星が、7月7日の夜に天の川で待ち合わせ♡というロマンチックなストーリーが頭に浮かぶ方が多いのではないでしょうか。

七夕の歴史は、機織り技術の上達を願った「乞巧奠(きっこうでん)」という中国の行事と、秋の豊作を祈り神様に捧げる布を織る「棚機津女(たなばたつめ)」という日本の行事が、奈良時代に融合し、宮廷や貴族の間で取り入れられたのが始まりとされています。

江戸時代になると日本の「五節句」の一つとされ、一般庶民にも広がり、寺子屋などでは紙の短冊に願い事を書いて、読み書きや裁縫の上達などを願いました。私が小学生だった昭和の時代も、学校で短冊を書いた思い出があり、令和の現代でも続く日本の風習ですね七夕飾りには、たくさんの種類があり、それぞれに意味があります。
今回はそのうちの9個の飾りの意味をご紹介します。

〈吹き流し〉お裁縫が上達しますように
〈くずかご〉物を大切に粗末にしませんように
〈網飾り〉食べ物に困りませんように
〈折り鶴〉家族みんなが長生きしますように
〈巾着〉お金に困りませんように
〈紙衣(かみこ)〉着る物に困りませんように
〈提灯〉心を照らして明るくなりますように
〈輪飾り〉良い人たちとのご縁が切れませんように
〈星飾り〉みんなの願いが星の神様まで届きますように

意味を知るだけでも、なんだか優しい気持ちになります。今回は東京大神宮を訪れました。
縁結びで大人気の東京大神宮は、いつも混んでいるので、比較的空いている雨の日の参拝はおすすめです。私はこちらの短冊に☆
紐もカラフルで気分が上がります。

※短冊の初穂料は300円
短冊のお申し込みは、7月7日までですのでお近くの方はぜひ。