[着物でお出かけ] 着物美人を見つけに「生誕140年YUMEJI展」へ
今回は、東京・白金台にある東京都庭園美術館で開催中の「生誕140年YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」へ。
画家として、詩人として、グラフィックデザイナーとして大活躍した竹久夢二(1884〜1934)の生誕140年を記念した展覧会が開催されています。
世の中の価値観が大きく変化した20世紀前半、この時代の美しさの感性に触れながら、お気に入りの着物美人を見つけにお出かけしました。約180点の作品が並び、広告の挿絵にもなっている、幻の名画「アマリリス」も公開されています。
長い間、所在不明となっていましたが、近年発見されたそうです。そんな大変貴重な作品を間近で拝見できました。可愛いデザインがたくさん。
期間限定で、黒繻子の「いちご」の帯も展示されていました(実物を見られてラッキー♪)。<立田姫>
中でも、私が一番トキめいた作品は、秋をつかさどる豊作の女神「立田姫」です。
立田姫は、裁縫と染めが得意で、秋になると紅葉を赤く染めているそうです。赤いお着物がとてもお似合い。
富士山を背に、穏やかな表情と程よく力の抜けたポーズ、華奢な身体にキメの細かい肌が本当に美しく、まさに日本を代表する女神の姿でした。
「こんな風に澄み切った綺麗なオーラがでる女性になりたい!」と、憧れる作品でした(本当に素敵♡)。
今回の展覧会では、ドレスコード割引があり、着物(浴衣含む)を着て行くと、チケット代が100円引きとなります。
ぜひ、お着物でお出かけください。ーーーーー
「生誕140年YUMEJI展」
大正浪漫と新しい世界
開催期間:2024.6.1(土)~2024.8.25(日)
https://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/240601-0825_yumeji/
東京都庭園美術館
東京都港区白金台5-21-9
東京メトロ「白金台駅」1番出口より徒歩6分