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内子座へ 文楽見学へ

札幌からはるばる四国に遠征して文楽を鑑賞してまいりました.
 内子座は大正5年に建てられた国の重要文化財です.所有者はいろいろ代わりましたが,最終的には現在地元の人が運営しています.座席は,江戸時代などの歌舞伎を観るための席に似ており,桝になっています.正面は芸で遊ぶというような意味の看板がかかっています.私は,愛媛など四国は海に囲まれているということで帯を貝模様にしてみました.帯留は北斎の波です.2階の部屋には人形や太夫の衣装が展示されていました.坂東玉三郎や市川團十郎のサインも.定式幕を引くのも地元のボランティアさんの仕事らしいのですが,歌舞伎は左から引いて,文楽は右からだそうです.今まで何回も見て気が付かなかった.席から舞台も近いしとてもよかったです.