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スペインでのファッションショー🇪🇸その舞台裏 想像を絶する1日

いろいろ有って、身も心もボロッボロで辿り着いたスペイン マドリードでしたが、気持ちを切り替え、ベストを尽くして望んだその1日。

控えめに言って…それはそれは、凄まじいものでした。

朝9時 会場入りした私達は建物内に自分達のスペースを確保することからスタートしました。
控室はここだよ と言われたのですが、複数の国が参加しているため、とても狭く、着物に適さないと思われたので、誰も来なさそうなエレベーター前に陣取ります。

そして 15名のモデルが集合!!!【オーガナイザーと対面 安堵とわくわくに包まれました】

と思われたのですが、実際に来たのは…たったの3名。

どう言うこと???😭

11時を回ってやっと7名ほどのモデルが集まりました。って、あとの半分はいずこへ??

と言うのも、モデルを見るのはこの時が初めて。
持ってきた着物を誰にどう着せるのか、ここで初めて決まるはずなのでしたが、なぜ来ない???

結局、他のブランドでフィッティングを終えてくる方もいれば、当日ドタキャンの方もいて😵半分来ない中、ずっと待つわけにもいかず、仕方なく着物選びをスタート。

だって、この着物はこの子‼️って決めてから別のモデルの方が雰囲気合ってる❤️ってなりかねないよ。この状況。

しかも、着物決定→メイク→リハ→本着付け→本番の流れのはずが、なぜか試着もしていないヘアメイク完了したモデルが急に現れたりして…カオス!!!【プロのヘアメイクチームが勢揃い!!さすがのひとこと】

正直、君誰??状態で、試着もしていないヘアセット完了モデルに着物を選び動きを伝える

と、そこへ、他の女性モデルが現れ、?? もう女性モデルは人数足りてるけど…となったり。男性モデルが足りなくて、急遽スカウトしに行ったり(TERUさんがね。)

とにかく訳が分からないまま、午前中から午後にかけて過ぎていく時間達。【結局男性モデルは4名しか来なかった…来ないとかあるんだ…笑】

しかも、あとあと知ったんだけど、男性モデルのうち3名が、かなり有名なフィットネスモデルさんだったそうで。。。通りで屈強で、めちゃくちゃパンプアップしててでかいのよみんな。

更に困ったのが全く英語が通じないこと。
そもそもトリコも英語話せないけど、モデルのほとんどがスペイン語しか話せず、簡単な英単語すら伝わらない…

日本語🆚スペイン語

お互い伝わらないまま、やっぱり時間だけが過ぎていくのだった😱😱😱【必死で着付け、疲れ果て座り込む私はトリコ】

で、リハを終えたモデル達が集まってきたのが、ショー開始の90分前。ここから怒涛の15名分の着付けが始まるわけで。着付け師さんのアシスタントも無いので、ひたすらひとりで手を動かし続ける。止まる思考、動く指先。

ショースタートの時間になってもまだ、花嫁着付け残ってて、顔を強張らせながら、ひたすら着付け続けました😭

ボランティアのTERUさんは着付け師ではないし、私が対応出来ないため、モデルからの順番確認や動きの質問がTERUさんに全集中してて。。。

本当に混沌。なんだこの時間?? 
考える暇もないほどかけぬけるアスリート感。

さあ、いよいよ泣いても笑っても It’s a show time!!

次回、完結します❣️❣️

【オランダやヨーロッパの着物事情を気ままに綴っております】フォローやイイネいつもありがとうございます🦄コメントもめちゃくちゃ嬉しいです❤️🤍💙