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岡崎家と能

北海道と言えば,札幌の方が有名ですが,明治時代に開拓使が札幌に設置される前までは小樽が経済の中心地でした.皆さんが知っている小樽のイメージである運河や歴史的建造物を思い出すとそのことを想像できるでしょうか.ちなみにその頃に小樽には岡崎家という豪商がいて,自身の家の中に能舞台を作りました.そのため,岡崎家には世にいうお宝,価値のある能装束などが保存されています.その展示会が小樽市美術館で行われていました背後にある素晴らしい能装束は見えますか.柄も素晴らしいし,絹が上質なのが少しわかると思います(本来であれば写真N.Gです).
 着物が好きだともちろんその周辺の文化にも興味がわき,能面にも興味津々.素晴らしかったのでこの展示会2回目に伺ったらなんと東京から小樽へ移住して制作活動を続ける能面作家 外沢先生に対面!ちなみに,能面を収納する袋は,古い帯などをといて作るそうです.

この能面の背後にあるのが収納するための袋だそう.ちなみに,能トリビアサイトも教えていただいたので興味のある方は是非ご覧になってください.https://www.the-noh.com/jp/trivia/index.html