藤の花の季節の亀戸天神
札幌では6月に咲く藤の花なので、5月にもう咲いていると東京にて不覚を取ってしまいました。なんと東京おそるべし。花見という風流な催しは、奈良時代などは花の種類が梅だったようですが、平安以降、梅ではなく、桜見物になったとのこと。(すみだ北斎博物館 キャプションより)
桜ももちろんたくさんいろいろな浮世絵作家に描かれていますが、藤棚を描いた亀戸天神は割と有名なほうでしょうか?この藤は去年の札幌。札幌ですと6月なので単のコーデとなり、なんとアジサイと合わせてしまいます。
今回のコーデ
着物:藤の花にあやかりやや紫コーデ(といってもピンク=赤紫ですが)
帯:花の百花繚乱をイメージして、紅型風
かんざし:お気に入りの折り鶴がついているもの
今回も鏡なしコーデなのでやはりちょっとしわがありますね。白いとび柄の絞りの小紋
亀戸天神の赤い太鼓橋にて。さて、亀戸天神をモチーフにした浮世絵 広重VS北斎
上のくずもち、確かこの時期だけの期間限定パッケージ。藤棚と池が描かれています。
下の北斎作は楽しそうな人がメインでしょうか。
時には、着物を着て浮世絵を思い浮かべながら、江戸時代に思いをはせてください。とても楽しいです。