みんなが知りたい!? 着物屋さんって暇なの?? 呉服店員の一日を大公開
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前回までのコラム投稿により、呉服屋勤務女子となった20代のトリコ。
今回は、(かれこれ15年ほど前の話にはなりますが) 実体験を元に着物屋さんの一日を思い出してみようと思います。
大手着物チェーン店の場合ということ、トリコが勤務していた当時のことということをふまえてお楽しみくださいませ❤️※若い世代向けのお店だったので、ディスプレイもお洒落でした。私以外のスタッフがめちゃくちゃ素敵に仕上げてくれていました😍
着物屋さんって暇そうで楽そう😂
(だって高い着物なんてそうそう売れないでしょ!!!)
と、めちゃくちゃ失礼なことを思っていた入社前。
それが志望動機でも有りました。
それでは、実際のとある一日をご紹介します🍀
OPEN1時間前に出勤。
店舗の清掃を行い、お客様を迎える準備をします。
来店予定や納品する商品が上がってきていないか確認します。
お店OPEN
納品する商品とは、お客様が仕立てている着物が出来上がってきたり、ケアを依頼していたものが仕上がったものこと。
届いている場合は、お客様にご連絡が必要になります。※マネキンの着付けも大切な仕事。可愛い❤️ と立ち止まってくださるお客様とめちゃくちゃお話ししてました。
また、新作が入荷していたり、本社から着物や商品が届いている場合は検品して店頭に出す必要があります。
それに伴い、トルソー(マネキン)の着付けをし直したり、逆に本社に返す商品も有ったりと、時間はあっという間に過ぎていきます。
お昼休憩は1時間。その日の出勤メンバーで順番に回します。
デパートに入っていた店舗だったので、社食や休憩室が有りました♨️
夕方からは、お客様に催事のご連絡をします。お仕事終わりと思われる時間に電話をしたり、お手紙を書いたりしました。※実際にこの笑顔で店頭に立っていました。この顔にピンと来た皆様。あの頃は本当にお世話になりました🙇♀️
実際は(意外と)いそがしい毎日でした。ご接客に入ると1時間なんてあっという間。ご説明したり、金額を伝えたり、コーディネートを提案したり、ずっと動き回っていましたよ。
着物の名称や知識を学ぶのは営業時間外…
嗚呼、着物屋は暇だろうなんてアホヅラ下げてた自分を激しく叱りたい気分ですね😊
ヘトヘトになりながら、己の無知を思い知らされ、本当に多くのことを学ばせていただく日々でした。
次回は、呉服屋さんになれば自動的に着物着れるようになるんでしょ!? という疑問に答えます。
少なくとも、(私は)働き始めたら魔法のように勝手に着物が着れるイメージでした。実際は…
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