「シネマ歌舞伎 泉鏡花4作」
11月のシネマ歌舞伎は忙しいです.坂東玉三郎の泉鏡花4作です.最初は,海神別荘と高野聖.前者は玉三郎×海老蔵(現 團十郎),後者は玉三郎×獅童の組み合わせです.
泉鏡花との組み合わせは,ジャンル的には新歌舞伎というジャンルです.明治以降,古典の歌舞伎以外に小説家などとタッグを組み歌舞伎を演じたものです.
(1)海神別荘は,自分の親にお金のために海神に売られてしまった女のお話です.まぁ,玉三郎の美しいこと,そして海老蔵のイケメンなこと.びっくり!!10年以上前の映画ですが,これなら海老蔵がもてたのも納得がいきます.
そんな私のコーデは,海の奥底,深海のイメージのため,黒と青の着物.帯揚げは歌舞伎の隈取模様.かんざしも隈取です.(見えないけどね)(2)高野聖は,修行僧の煩悩,人間の欲望を描いています.実はシネマ歌舞伎を見る会?を緩―くやっていまして,久々今回は6人集まりました.写真撮らなかったけど,みんなでランチをしました.
修行僧のお話ということで,帯どめを僧らしいものに.結局,獅童は煩悩に負けず人間のままでいられました.それについての解釈も人それぞれで楽しかった!あと2本.来週木曜日までに見れるかな!