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「春はピンクを楽しむ」

札幌の桜や梅は4月末から5月ですが,そろそろ日本各地で桜の開花が聞こえているところです.
ピンクという言葉自体外来語ですので,皆さんが想像するピンク色というものはいろいろなバリエーションがあります.オレンジがかったピンクを表すサーモンピンク.赤紫に近いマゼンタなど.これも日本人がピンクと呼ぶ範囲と文化が異なる海外の人がピンクと呼ぶ範囲を調査するとちがいがあるようです.
(1)まずはピンクの面積が少量で
 例えばピンクが苦手な方などは帯揚げや帯締めにて少量使用します.着物:ブルーの江戸小紋(お花模様)
帯:ベージュ
帯締め:青とピンク
帯揚げ:青とピンク 

(2)さらにもう少しピンク感を増すためには,帯や着物の模様のピンクの面積を増やします.着物:紺色 ピンクと金色模様
帯:ピンク
帯締め:紫
帯揚げ:青とピンク 
(3)最後は,同じピンクでも帯揚げを少し濃いピンク(マゼンタ)にして,帯締めをピンクの桜模様にしてみました.着物:薄いブルー
帯:濃いピンクなどの花模様
帯締め:ピンクの桜模様のまるぐけ
帯揚げ:濃いピンク(マゼンタ)

札幌はまだまだ雪が残っていますが,3月のおすすめ文様は蝶(着物手帳より)なので,半襟を蝶にして,帯はお花畑風です.
春になるときれいな色が着たくなりますね.まんえん防止が解除されたので安全に配慮して着物を着てお出かけしてみませんか?