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[着物でお出かけ] 浮世絵でバードウォッチング「北斎バードパーク」展へ

今回は、東京・両国にある「すみだ北斎美術館」で開催中の「北斎バードパーク」展へ。
浮世絵を通して、江戸時代のバードウォッチングを楽しみました。

江戸時代は「鳥ブーム」が巻き起こり、現代人が、動物園やフクロウカフェへ行くように、花鳥茶屋へ見物へ行ったり、ペットとして鳥を飼う方も多かったようです。
既に海外からも色々な種類の鳥を輸入していたことを知り、驚きました。

展示では、北斎一門の描く様々な花鳥画が100点以上公開され、とても見ごたえがあります。
着物の文様や簪(かんざし)、煙管(きせる)など、北斎が手がけた鳥モチーフの図案集も展示されており、ハイセンスなデザインに刺激を受けます。※写真は美術館のHPよりお借りしました

左上から時計回りに、「鵙 翠雀 虎耳草 蛇苺」「文鳥 辛夷花」「鵤 白粉花」「鵙 小薊」。
細く美しい線と、綺麗な色彩使いは、ぜひ間近でご覧いただきたいです。葛飾北斎「十二ヶ月花鳥図」の高精細複製

右から順番に、1月から12月までの各月にふさわしいお花と鳥などが描かれた花鳥図。
近くでじっくりゆっくり見ながら好みの月を見つけるのも楽しそうです(ちなみに私は6月のキリッとした白鷺が好み)。コーディネートは、鳥っぽい配色をイメージして、お出かけしました。

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「北斎バードパーク」
開催期間:2023.3.14(水)〜2023.5.21(日)
https://hokusai-museum.jp/modules/Exhibition/exhibitions/view/2395

すみだ北斎美術館
東京都墨田区亀沢2-7-2
東京メトロ大江戸線「両国駅」A3出口より徒歩5分