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[着物で東京さんぽ] 目の神様、新井薬師へお花見散歩

今回は、東京・中野にある「梅照院」を訪れました。一般的には「新井薬師」と呼ばれ、西武新宿線の駅名にもなっています。境内には桜の木がたくさんあり、春は桜の名所としても有名です。隣には「新井薬師公園」がありますので、お子様も多く訪れていました。1586年に創建され、夜になると光る梅の古木から発見された薬師如来のために、薬師堂を建立したのが始まりとされています。ご本尊さまは、表を薬師如来、裏を如意輪観音とする二仏一体の黄金像で、高さ5.5cmのお姿のようです。弘法大師作と伝えられ12年に一度の寅年に御開帳される秘仏です。今年は寅年ですので、御開帳の際は是非お姿を拝見したいです。

丁度、お釈迦さまのお誕生日(4月8日)を祝う「花まつり」の時期でしたので、お釈迦さまに甘茶をかけてお祝いすることができました。ご利益は、子育て・厄除けなどがありますが、一番は、とても珍しい「眼病平癒」です。めぐすりの木茶も購入しました。スマホやパソコンを使わない日は無く、様々な情報を無意識に取り入れてしまう時代、気が付かないうちに眼にも疲労が溜まっていると思います。定期的に眼に感謝して、境内の自然を愛で眼を癒してあげたいですね。

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新井山 梅照院
東京都中野区新井5-3-5
西武新宿線「新井薬師前駅」徒歩約6分