[着物でお出かけ] うっとりする美人画「鏑木清方展」
今回は、東京国立近代美術館で開催中の「没後50年 鏑木清方展」を訪れました。日常を切り取った絵は、とても興味深く、着物に重ねて着ている下着までも、ついチェックしてしまいます。袖口からチラッとのぞく襦袢の色や絵柄を見て「わ〜素敵♡」と、思わず声を出したくなりました。シンプルな指輪も合わせていたりと、さりげないお洒落に美意識を刺激されます。現代よりも人々の暮らしがゆったりと流れ、お洒落を楽しむゆとりもあった頃の、心が豊かな様子が伺え、学びがたくさんある時間でした。
ミュージアムショップで、着物の形の可愛いレターセットと好みの手拭いを見つけました。使うのがもったいなくなるレターセットですが、美しい絵をみて心も満たされたところで、お手紙好きの母に手紙を書こうと思います。
展示数が多く見応えもあるので、あっという間に2時間くらい経ってしまいます。ぜひ、時間にゆとりを持って行ってみてくださいね。
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東京国立近代美術館
東京都千代田区北の丸公園3-1
東京メトロ東西線 竹橋駅1b出口から徒歩3分
「没後50年 鏑木清方展」
開催期間 2022.3.18(金)〜2022.5.8(日)
鏑木清方(かぶらききよかた)
1878年生まれ、浮世絵師、日本画家、随筆家。