足元を楽しもう!
現在は礼装用やお茶時など着物と言えば白足袋が思い浮かぶと思いますが,普段着物を着る人は,足元もバリエーション豊富です.
例えば,オーダー柄足袋.
一般的には足袋には「こはぜ」でしょうが,この足袋は,「こはぜ」代わりにボタンを使用しています.
私はこの足袋屋さんで,ボタンの色や足袋の裏の生地,果ては内側の色まで指定して足袋を作っていただきます.
個人の方がひっそりとやっていらっしゃるので安価でとても助かります.
足袋裏は赤,ボタンも赤です.
また,この足袋はグレーに白のドットなのですが,足袋裏はグレー.
ボタンと足袋内側は水色です.
さて,白足袋は私たちがきちんとどちらかへ訪問する際など「不浄」を家などに持ち込まないという意識のために,白という説があり,同様の理由でちりよけも着物を守るためという意味もありますが,汚れなどを相手先に持ち込まないという日本のマナーです.
しかし,江戸時代は土埃などがあったため,男性などは黒い足袋も一般的に履いていました.
そして,最近の私たちは,ほかのお宅にお邪魔するより,友人と会う場合は,気軽に外でお茶をするといった感じなので白足袋にはこだわらなくてよいかもしれませんね.
雨の日など,足袋が濡れたくない場合には,まるで草履をはいているように鼻緒がついた足袋ソックス.
まとめ
着物のおしゃれも楽しんだものが勝ち!
おうち時間が長くなりますが,私は着物を着て近くのスーパーや歯医者さんまでどんどん行ってしまいます.皆さんもぜひ楽しんでください.