帯留めを楽しもう!その2 帯留め金具アラカルト
前回に引き続き今回は.帯留め金具を市販のものではなく自作する際に気をつけることをお伝えしていきます.
自作をすると世界に一つだけなので,これも一種の自己満足でしょうが別な楽しみが見つかります.
帯留め金具には色,サイズ,形がありますし,金具を通す方法もいろいろあります.
1.帯留め金具の色と形状
1-1.色
一般に良く売られているのは,金,銀,いぶしたものなどです.
1-2.形と大きさ
帯留め金具の形ですが,丸,楕円,四角などがあり,自作する場合は,接着する部品の形を考えてから,選びましょう.
当たり前のことですが,部品より金具が大きすぎると,金具が前に見えて目立ってしまい,野暮ったく見えます.ちなみに,写真上ですが,100均のコードを留める部品で作っています.
帯留め金具を購入できない急ぎの時におすすめですが,帯などを傷つける可能性がありますので自己責任でお願いします.
1-3.通す方法(帯留め金具の裏側)
最近の帯留め金具は優れていて,最初から紐に通しておかなくてもあとから使うこともできます.
通さなくてパチンとあとから挟むやり方です(中段右).
また,ブローチ(中段左)などをそのまま帯留め金具として使用できるものもあります.
2.作成する際に気を付けること
使用するのはアロンαなどになると思いますが,指につけないように気を付けてくださいね.
場合によっては薄いゴム手袋やつまようじなどを使用してもよいでしょう.
3.どんな場所でモチーフを探す?
帯留め制作にはまった人は,隙あらば?これを帯留めにできないかということを考えながら製品を見て,目を皿のようにして探す傾向にあります.
例えば,箸置き,古いブローチ,片方になってしまったイヤリングなどもよいでしょう.
4.イベントごとに
お正月なら,箸置きで,2月ならバレンタイン,3月のお花見等いろいろなイベントごとにそれに似合ったモチーフで帯留めづくりにぜひ挑戦してください.
写真左は箸置き,写真中央は100均のパーツを二つ組み合わせたもの,写真右はおーいお茶?のおまけです.
5.おこもりを楽しもう!最近の傾向は「おこもり需要」.
知り合いの化粧品の会社から聞いたのですが,美顔器やお肌のお手入れ製品(セルフエステ)がとてもよく売れているとのこと.
皆さん外出を避ける傾向にあるからでしょうか?
家の中で楽しむコツを模索している方が多いようです.
さて,みなさんも,来るべきお出かけに備えて自分で何か作ってみるのはいかがですか?