キモノ+アップサイクルVol.4『海外編』:キモノにプラスして着物を楽しむキモノプラス連載企画 「キモノプラスアルファ」
今回のテーマは『キモノ+アップサイクル』です!
最近、いろいろな場所で聞くようになった「アップサイクル」というキーワード。
今までのように、大量に生産され廃棄されていく消費社会を見直し、廃棄物を減らし持続可能(サステナブル)な社会を創り出すために昨今注目されているキーワードの1つです。
そもそも、「アップサイクル」とはどういう意味なのでしょう?
■アップサイクル:
「本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせること。」
素敵なマインドですよね!
現代のライフスタイルに合わせて生まれ変わるカタチを変えて蘇る着物たちがいます。
そして、着物のアップサイクルは海外でも盛んに行われています。
Vol.4の今回は海外にフォーカスした着物のアップサイクルブランドをまとめてご紹介!
1:Hunted & Stuffed
2:ISAAK AYO
3:Koi Girl
1:Hunted & Stuffed
使われなくなった帯や打ち掛けを、クッションなどのホームウェアとしてアップサイクルしているHunted & Stuffedさん。
華やかな柄ゆきから、落ち着いた柄ゆきまで、さまざまなデザインのクッションを創作されています。
現代的なお部屋にも和のテイストを取り入れやすいデザイン。
普段の生活に、ちょっとだけキモノの味付けができる魅力的なアイテムですね!

写真引用元:https://twitter.com/huntednstuffed
HP:https://www.huntedandstuffed.com/
2:ISAAK AYO
スタイリッシュなストリートコーデに和のスパイスを利かせるデイリーバッグ。
傷が入ったヴィンテージの着物をクラッチバッグやリュックにアップサイクルしているISAAK AYOさん。
着物が本来もつデザインをシンボリックに取り入れたハンドメイドのアイテムの数々です。
リュックにはコルクを用いたりと、特徴的なものづくりをされています。



写真引用元:https://isaakayo.com/
HP:https://isaakayo.com/
3:Koi Girl
日本の古典文様がキラキラと、アクセサリーのようにコーディネートを彩るパースに。
パースのレーベル、Koi Girlはヴィンテージの着物や帯の美しい生地を、オンリーワンのハンドバッグ、クラッチバッグへと変身させます。
文様が本来持っている美しさを保ちながら再考された現代的なコレクションの数々。
着物はもちろんのこと、普段のスタイルにもポイントで取り入れたいアイテムです。


写真引用元:https://koigirl.com.au/
HP:https://koigirl.com.au/
廃棄されるはずだった着物に新たな魅力と価値を吹き込み、おしゃれなファッションアイテムに生まれ変わらせているアップサイクルブランド〜海外編〜をまとめてご紹介させていただきました。
4週に渡りお届けした「キモノ+アップサイクル」。
みなさまも魅力的なアップサイクルファッションの数々、普段の生活にも「和のスパイス」を加えてみるのはいかがでしょうか?
過去のキモノアップサイクルの記事はコチラから
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://www.kimonoplus.com/hashtag/824/ja-JP/2
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