キモノ+アップサイクルVol.3 :キモノにプラスして着物を楽しむキモノプラス連載企画 「キモノプラスアルファ」
今回のテーマは『キモノ+アップサイクル』です!
最近、いろいろな場所で聞くようになった「アップサイクル」というキーワード。
今までのように、大量に生産され廃棄されていく消費社会を見直し、廃棄物を減らし持続可能(サステナブル)な社会を創り出すために昨今注目されているキーワードの1つです。
そもそも、「アップサイクル」とはどういう意味なのでしょう?
■アップサイクル:
「本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせること。」
素敵なマインドですよね!
現代のライフスタイルに合わせて生まれ変わるカタチを変えて蘇る着物たちがいます。
Vol.3の今回は着物のアップサイクルブランドをまとめてご紹介!
1:caravatta by renacatta
2:KILLYEDNA / HANA TOKYO
3:eisha
1:caravatta by renacatta
cravatta by renacnatta(クラヴァッタ・バイ・レナクナッタ)さんは着物のアップサイクルをテーマにするファッション小物ブランドです。
着られなくなった着物をセッテピエゲと呼ばれるイタリアの伝統的な製法にて作られたネクタイやネッカチーフ、リングベルトに。
クラシックなスタイルに日本の和柄が入ることで、性別を問わないワンポイントのおしゃれが楽しめますね!

写真引用元:https://twitter.com/c_by_renacnatta/
HP: https://www.cravatta-by-renacnatta.com/
2:KILLYEDNA / HANA TOKYO
廃棄する上質な着物・帯を多くの工程を経て良質なプロダクトに生まれ変わらせるHANA TOKYOさん。
着物や帯地を用いて、山形県天童市の木工職人と共同開発した"世界でただ一つの木工口金"を使用したクラッチバックや色とりどりのバック、ポーチを製作されています。

写真引用元:https://twitter.com/killyedna_tokyo/
HP:https://killyedna.com/collections/hanatokyo/
3:eisha
着物生地を用いたブレスレットを製作されているeishaさん。
1つ1つのブレスレットに名前があり、長く愛着を持って使いたくなります。
アタッチメントには足袋で使われる”こはぜ”を用いたりと、さりげない遊び心が素敵なブレスレットです。


写真引用元:https://erisha.jp/
HP:https://erisha.jp/
廃棄されるはずだった着物に新たな魅力と価値を吹き込み、おしゃれなファッションアイテムに生まれ変わらせているアップサイクルブランドを3つまとめてご紹介させていただきました。
洋服ではもちろん、着物とのコーディネートも楽しめる魅力的なアイテムの数々、いかがでしょう?
みなさんもワンポイントで取り入れてみたら、きっとワクワク、素敵な1日になるのではないでしょうか!?
次回は海外で活動されているアップサイクルブランドをまとめてご紹介したいと思います!
文:キモノプラス編集部
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