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キモノ+アップサイクルVol.2『shoeface』:キモノにプラスして着物を楽しむキモノプラス連載企画 「キモノプラスアルファ」

今回のテーマは『キモノ+アップサイクル』です!

最近、いろいろな場所で聞くようになった「アップサイクル」というキーワード。
今までのように、大量に生産され廃棄されていく消費社会を見直し、廃棄物を減らし持続可能(サステナブル)な社会を創り出すために昨今注目されているキーワードの1つです。

そもそも、「アップサイクル」とはどういう意味なのでしょう?

アップサイクル:
「本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせること。」

素敵なマインドですよね!

ファッション業界や食品業界を中心に話題になっている「アップサイクル」ですが、

実は江戸時代には当たり前のようにモノを「アップサイクル」し、無駄なく使い切る文化がありました。

着物などは、最後には赤ちゃんのおしめや雑巾になるまで使われていました。

現代においても、今のライフスタイルに合わせて生まれ変わるカタチを変えて蘇る着物たちがいます。

傷や難があり、お店に並ぶことができなかった反物。

長い間、売れずに残り、古く焼けてしまった反物。

売り物としての役目を終えてしまった「デッドストックの着物たち」

そんな着物たちを新しく蘇らせる現代における「着物のアップサイクル」。

果たしてどんな姿に生まれ変わっているのでしょうか!?

ワクワクしますね!

「キモノ+アップサイクル」第2弾でご紹介するのは、

古いスカーフや着物の反物、国内外の伝統的な生地などを「靴紐」としてリプロダクトしているブランド「shoeface」さんです!

古くて色焼けや傷みなどがあったり新品でもB反だったりする、デッドストックの着物地反物を主に使用されていて、職人さんの手によって1つ1つ作られています。

shoefaceさんの靴紐はたくさんの色や柄があり、
自分の靴にはどれが合うだろう?と考え出したら止まらなくなってしまいます!

靴を新しくするのではなく、靴紐を新しくおしゃれなものに変えることで、
履き慣れた靴を長く、愛着を持って履くことができますよね!

着物の生地を使ったカラフルな色合いで、見ていて楽しい!

取り外しが可能なshoefaceのロゴチャームがポイント。

古い着物の生地が・・・

こんなに素敵な靴紐に!

久留米絣の端切れを使った靴紐も。

左右が違う色なのもおしゃれですよね!

着物にスニーカーを取り入れた洋装ミックスコーデやデニム着物コーデのワンポイントに使うのもおしゃれですよね!

こんな雰囲気のコーデの足元にプラスしたら、もはや素敵になる予感しかしません!

スニーカー×プリーツスカートとのミックスコーデの足元に。。。

(写真引用元:http://blog.usagikomachi.com/ )

デニム着物の足元に。。。

(写真引用元:https://mgos.jp/shop/default.aspx)

shoefaceさん、着物の生地以外にもスカーフ生地やアフリカの生地「キテンゲ」などを使った世界に1つだけの靴紐を制作されています!

スカーフ生地

キテンゲ

今回は、着物→靴紐へのアップサイクルでした。
デッドストックを新たな価値として生まれ変わらせ、愛着のある履物にも新しい魅力をプラス出来るshoefaceさんの「靴紐」。

洋服だけでなく、着物のコーデでも楽しめそうですね!

shofaceさんの詳細はコチラ
  ↓ ↓ ↓
shoeface
古いスカーフや着物の反物、国内外の伝統的な生地などを「靴紐」としてリプロダクトしています。
小さかったり、汚れがあったり、傷があるものも、新しく価値のあるものに。
世界にひとつだけの靴紐が、あなたのスニーカーを新しく生まれ変わらせます。

HP・オンラインショップ:https://shoeface.jp/
連絡先:0940-62-1392(平日AM9:00~PM5:00)
   :info@shoeface.jp
   :〒811-3501 福岡県宗像市神湊793−1

写真提供:shoeface
文:キモノプラス編集部