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キモノ+アップサイクル Vol.1 『あきざくら』:キモノにプラスして着物を楽しむキモノプラス連載企画 【キモノプラスアルファ】

キモノにプラスして着物を楽しむキモノプラス連載企画 「キモノプラスアルファ」

今回のテーマは『キモノ+アップサイクル』です!

最近、いろいろな場所で聞くようになった「アップサイクル」というキーワード。
今までのように、大量に生産され廃棄されていく消費社会を見直し、廃棄物を減らし持続可能(サステナブル)な社会を創り出すために昨今注目されているキーワードの1つです。

そもそも、「アップサイクル」とはどういう意味なのでしょうか?

アップサイクル:
「本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせること。」

素敵なマインドですよね!

ファッション業界や食品業界を中心に話題になっている「アップサイクル」ですが、

実は江戸時代には当たり前のようにモノを「アップサイクル」し、無駄なく使い切る文化がありました。

着物などは、最後には赤ちゃんのおしめや雑巾になるまで使われていました。

現代においても、今のライフスタイルに合わせて生まれ変わるカタチを変えて蘇る着物たちがいます。

親から譲り受けたけど、今は箪笥に眠ってしまっている着物。

七五三や成人式で着た思い出の着物や振袖。

ところどころ生地が傷んでしまったお気に入りの着物。

着る人に大切な思い出を残し、それぞれの役目を終えた着物たち。

そんな着物たちを新しく蘇らせる現代における「着物のアップサイクル」。

果たしてどんな姿に生まれ変わっているのでしょうか!?

ワクワクしますね!

「キモノ+アップサイクル」第1弾でご紹介するのは、

大切な着物を、職人の匠の技で日傘や扇子といった
新たな価値を持ったアイテムに蘇らせているアップサイクルブランド

「あきざくら AKIZAKURA」さんです!

思い出の着物が素敵な日傘に!

あきざくらさんの作る日傘はとってもおしゃれな世界に1つの日傘です。

海外からの大量生産で作られた輸入品の傘にはないオンリーワンの魅力があります。

・細部までのこだわりが生む使い心地の良さ

・愛着をもって長く使える耐久性

・世界に1つだけのデザイン

1点1点日本の傘職人の手で丁寧に作られているからこそ生み出せる価値です。
職人の技の素晴らしさも同時に発信されています!

着れなくなってしまったけれど、思い出の詰まった七五三の着物や振袖なども、こんな素敵にデイリーユース出来る日傘へと蘇ります!

傘職人の技によって1点1点丹精込めて作られています。

そして、あきざくらさんの魅力はなんと言っても、
持ち主の「想いに寄り添った」ものづくりの心。
打ち合わせを重ね、思い出やエピソードを取り入れた世界に1つだけのアイテムを制作されています。

実際のものづくりの流れがこちら!

1.お問い合わせ

2.お打ち合わせ

3.実物のご確認

4.ご提案とお見積り

5.ご入金

6.着物をほどく(着物地を痛めないよう丁寧にほどきます。)

7.クリーニング・加工

8.職人と打ち合わせ・制作スタート

9.完成・検品

10.ご納品

余った生地はインテリアにもピッタリの可愛いらしいミニチュア傘や扇子に!
思い出の着物に新たな命を吹き込み、余すことなくカタチにされているんですね。

お部屋のインテリアにもピッタリな可愛らしいミニ傘オブジェ。
小さいのに丁寧なつくりです!

扇子と入れ物が同じなところもとってもおしゃれです!

日傘や扇子は、着物だけでなく、洋服とのコーディネートにも相性のいいアイテム。
身近なファッションの中に思い出の品をおしゃれに取り入れられるって、それだけで心がワクワク、ほっこりしますよね!

あきざくらさんはオーダーメイドもされていて、
お揃いのポーチやキャップ、ドレスなどのお仕立てや帯からバックやポーチの制作も可能です!

「あきざくら」さんの詳細はコチラ
   ↓ ↓ ↓
HP:https://akizakura.net/
オンラインショップ:https://akizakura.theshop.jp/
instagram:https://www.instagram.com/akizakura.official/
OFFICE:東京都大田区南馬込4-10-20-201
営業時間 : 9AM–7PM(365日休まず営業しています)
連絡先:info@akizakura.net
TEL: 050-5215-1304

「ものを無駄にしない」だけでなく、「ものに宿る想い」も大切にし続けられるのが着物のアップサイクルの醍醐味かもしれませんね!

みなさんも、役目を終えた大切な着物たちを「アップサイクル」して蘇らせてみるのはいかがでしょうか。

写真提供:あきざくら
文:キモノプラス編集部