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【結婚式特集】色鮮やかで気品あふれる色打掛。自分に似合う一着に出会うために。

一生に一度の結婚式。
せっかくなら自分に似合う色打掛で、幸せいっぱいの一日を過ごしたいですよね。
いざ色打掛を着ることが決まったものの、「自分にどんな着物が似合うか分からない! 」「髪型はどうすればいいの? 」という人も多いはず。
今回はそんな方々のお悩みにお答えします。

・自分に似合う色打掛ってどうやって選べばいいの?
柄もカラーも豊富な色打掛は、種類が多く選ぶのに時間がかかってしまう人も多いかもしません。
そんなときは体型や顏の形に合わせて選んでみてください。

たとえば、細身で身長が高い場合は深い青や黄緑など、はっきりとした色が似合います。

どちらかといえば青みがかった肌色で、顔の輪郭が細めな人は涼しげな印象の色打掛を選ぶとよいでしょう。
黄味がかった肌色で、顏の輪郭が丸い人はオレンジなどのあたたかみのある色がおすすめ。全体的にかわいらしい印象に仕上がります。

・どんな柄の色打掛を選べばいいの?
色打掛には鳳凰や鶴、松竹梅など、さまざまなおめでたい柄があしらわれていますが、柄にも人によって似合う似合わないがあるのをご存じですか。

柄がタテに入った色打掛はほっそりと見せてくれる効果があり、細かい柄が入った色打掛は、身長が低めの人をかわいらしく見せてくれると言われています。

そのため、身長が高い人は大輪の花柄や大胆でモダンな柄が似合う傾向にあります。
小柄な人は小花柄など小さめのモチーフを選ぶとよいでしょう。

・色打掛がより映える人気の髪型って?
色打掛の色や柄が決まったら、髪型を決めましょう。

最近人気なのは、やはり洋髪。
アレンジ次第で印象が変わり、個性を演出しやすいと花嫁にも好評の髪型です。
まとめ髪のシニヨンや編み込みなど、バリエーションが豊富なのもうれしいですよね。

古くから伝わる伝統的な髪形をしたい人は、文金高島田などの日本髪をチョイスしましょう。
頭の高い位置で髷を結うので、上品で優雅な印象を演出できます。
近年はかつらをかぶらずに、自分の髪で結い上げる“地毛結い”を希望する花嫁も増えてきているのだとか。

日本髪の場合は、角隠しをかぶるのもおすすめ。
角隠しは、日本髪を包むように飾る帯状の白い布のこと。
「角を隠して嫁ぎ先に従う」という意味も込めて昔から受け継がれてきた婚礼用の小物で、白無垢だけでなく色打掛にも合わせることができます。

今回は自分に似合う色打掛の選び方とコーディネートを見てきましたが、いかがでしたか。
ポイントを押さえるだけで、ぴったりの色打掛に出会うことができるはず。
お気に入りの色打掛と髪型で、一生に一度のハレの日を特別なものにしてくださいね。

写真:PIXTA
編集・文:高島夢子(エディットプラス)