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街で見つけた着物美人~南座編~

歴史的な建造物やフォトジェニックな場所がたくさんある京都は、着物姿が良く映える街。
街を歩けば、素敵な着物姿の人にたくさん出会えます。

この連載では、京都の街で出会った着物美人をご紹介。
着こなしのヒントがたくさん詰まっているので、ぜひ着こなしの参考にしてみてくださいね。
今回は、鴨川で出会った着物美人に、秋のしっとり着物コーディネートを披露してもらいました!

京都の街中を流れる鴨川は、市民のオアシスとして愛されている人気スポット。
楽器を演奏する学生がいれば、ランニングをしたり、腰を掛けておしゃべりを楽しんでいる人も…。
鴨川のすぐそばにある南座では、歌舞伎の公演やコンサートなどを見られるんですよ。

そんな鴨川で出会った着物美人が、陸 静紀(むつみ しずき)さん。

その日は着物を着て、南座に観劇に行く予定だったのだそう。
南座には、好きな演目があるとよく行くそうで、その時はいつも着物を着られるのだとか。

「日本舞踊家をしているので、日々のお稽古やお仕事でほぼ毎日お着物を着ています。」と睦さん。

なんと、睦さんは日本舞踊家としてご活躍されている方。
出演から振り付け、企画、構成、演出、監督までを行うほか、京都、尼崎、神戸、大津にて日本舞踊教室を主宰されているんだそう。

睦さんに今日の着物のコーディネートのポイントを教えてもらいました。

「季節が秋なので、秋の草花ということで、糸菊の着物を選びました。普段、お洋服だとこういう可愛らしいピンクはあまり着ないのですが、着物ということで挑戦してみました。」

着物の柄と、帯締め、帯揚げがピンクで統一されていて、コーディネートのアクセントになっていますね。

今回出会った着物美人の睦さんは、日本舞踊の先生をされていて、所作までとても優雅な方でした。ご自身でアレンジをされたという秋らしいしっとりとしたコーディネートには着こなしのヒントがたっぷり詰まっていましたね。

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▼制作協力
Rola
https://rola-kyoto.com

▼出演
陸 静紀さん
Instagram(@shizuki_dance)

▼STAFF
撮影:秀平琢磨(UNPLUGGED)
編集・文:武尾香菜(エディットプラス)
鴨川写真:PIXTA