PAGE
TOP

セルフで簡単♪モダンヘアアレンジ 〜アンティーク着物に似合う艶やかまとめ髪〜

個性的なコーディネートが楽しめる「アンティーク着物」。ヘアスタイルにも当時の流行を少し取り入れてあげると、より粋な着こなしへとランクアップします。

当時流行したのが耳を隠すクラシカルなスタイル。

今回は簡単にできる耳隠し風のセルフアレンジをレクチャー。とても簡単なのにアレンジ感のあるスタイルは、アンティーク着物に限らずさまざまなシーンで活躍します。ツヤを感じさせる髪の流れもポイントです。

----------------------------------------
1.耳の高さにまとめて一本に結ぶ
----------------------------------------

今回のまとめ髪は、肩下のミディアムからロングにおすすめのスタイル。

髪全体にツヤの出るワックスを揉み込み、耳より前の髪を両サイド残して後ろ髪をひとつに結びます。

結ぶ位置が高すぎると子供っぽくなってしまうので、高さは耳の位置を目安に。少し落ち着いた雰囲気に仕上げたい方は、襟足に近い低い位置で結びましょう。

------------------------------------------------
2.まとめる前のひと手間でより艶やかに
------------------------------------------------

両サイドの髪と結んだ髪を毛先から中間地点くらいまでヘアアイロンで巻きます。

結ぶ前に全体を巻いてももちろんOKですが、根元から巻く必要がないので結んでからの方が楽チン♪

ここでひと巻きしておくことで後ろ髪はまとめやすくなり、サイドの髪はポイントとなるツヤ感のある髪の流れを作りやすくなります。

------------------------------------------------
3.結んだ髪をゴムの周りに巻きつける
-------------------------------------------------

結んだ髪の毛をねじりながらゴムの周りへ巻きつけて毛先をアメピンでとめます。このお団子を土台に両サイドの髪を巻いていきますので、しっかりとめていきましょう。

-----------------------------------
4.片サイドの髪を下から巻く
-----------------------------------

片サイドの髪の流れを手ぐしで整えながら、お団子へ巻いていきます。

髪をお団子の下から上へとくるくると巻きつけ、毛先をアメピンでとめます。左右どちらからでもOKですが、センター分けでない場合、少ない方の髪から先に巻くときれいに仕上がります。

この時、サイドの髪を少したるませて耳を隠すことがポイント。

耳の上部のみを隠すと艶っぽく洗練された雰囲気に、耳全体をすっぽり隠すとクラシカルな印象になります。サイドの髪はゆるくても、毛先をしっかりと巻きつけておけば崩れません。

---------------------------------------
5.残ったサイドの髪を上から巻く
---------------------------------------

残ったサイドも同じく、髪の流れを手ぐしで整えながら、お団子へ巻いていきます。

巻く向きは先ほどと同じですが、今度はお団子の上から下へと髪を巻きつけ、毛先はアメピンでとめます。こちらも同じく、サイドの髪はたるませて反対側と同じように耳を隠します。

------------------------
6.できあがり!
------------------------

お団子を中心に両サイドからの髪の流れが艶やかに際立ち、簡単なのに手が込んでいるように見えるスタイルが完成!

耳の隠し方や髪をまとめる位置の高さでも大きく雰囲気を変えるこのまとめ髪。

とびきり個性的な着物なら、片耳は全部隠して、片耳はすっきりと全部出すアシンメトリーなアレンジもおすすめ。着物に合わせてさまざまなアレンジを楽しんでみて。

■STAFF
撮影:鈴木ジェニー
ヘア&メイク:亀田春佳
スタイリング、着つけ:大川枝里子
モデル:杉田友里(シグマ・セブンフェイス)
編集・文:君島有紀