ゆかたファッションのおしゃれ小物
夏になったら挑戦したい、ゆかたファッション。
お祭りや花火大会はもちろん、ちょっとした買い物や美術館めぐりにゆかたで出かけるのも粋ですよね。
そんなとき、ひとつ加えるだけでゆかたファッションが一段と素敵に見えるおしゃれアイテムをご紹介します。

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スタイルに合わせたヘアアクセで
差をつける
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まずはヘアアクセ。
手の込んだアレンジをしなくても、かんざしをちょっと差したり、髪飾りをつけることで、顔周りが一気に華やかに。

かんざしなら、少し大人っぽい印象に。
お花の髪飾りならキュートでかわいらしい印象に仕上がります。
髪型や浴衣の色や柄に合わせて選んでみてくださいね。

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1つは持っておきたい
着物にも使える定番小物
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ゆかたにも着物にも使えるバッグや下駄は持っていて損はありません。
ゆかたや着物に合わせる場合は、「小さめ」のバッグを選ぶようにしましょう。
おすすめは中に巾着が入っているタイプのかごバッグ。中身が見えず上品な印象に仕上がります。
巾着がない場合は、風呂敷やハンカチ、小さめのスカーフでも代用できます。

下駄も1つは自分の足に合うものを持っておくことをおすすめします。
ただ、普段から履き慣れていないと、靴擦れ(鼻緒擦れ)をしてしまうこともしばしば。
そんなときは足袋を合わせてみてください。
足袋を履くことで少しフォーマルな印象に仕上がりますよ。
靴と違い、下駄や草履はかかとが少し出るくらいのものを選んで履くと体の重心が後ろに下がって着姿も美しくなります。

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おしゃれの幅が広がる
持っておくと便利な小物3選
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最後にゆかたファッションにプラスするだけで一気にこなれ感がでるアイテムをご紹介します。
まずは帯締め。
通常は帯をしっかり安定させるために付ける帯締めですが、いつもと少し印象を変えたいときにもおすすめ。
フォーマルなお太鼓結びだけでなく、定番の文庫結びにも取り入れられますよ。
半幅帯には、細めの帯締めや幅が狭い三分紐がおすすめです。三分紐は帯留とセット使用してくださいね。

次は扇子。
帯に差しておいて、暑いときにすっと取り出せば一気に上級者の佇まい。
扇子を使う際は、顔をあおぐよりも反対の袖口(手首の方)から風を送ると、空気が循環して涼しくなります。
持っているだけで爽やかな印象を与えてくれるおしゃれアイテムです。

日傘を持つのもおすすめです。
白の日傘を1本持っていれば、普段使いもできるので便利ですよ。
暑さもしのげて、ゆかたファッションのワンポイントにもなる夏の必須アイテムです。

以上、ゆかたファッションをよりおしゃれに楽しむ小物類をご紹介しました。
ゆかた・帯・下駄をセットで購入した場合も、1つアイテムをプラスするだけで、一気にこなれた印象になります。
おしゃれアイテムを取り入れて、ゆかたでのおでかけを満喫してくださいね。
▼衣装協力
モデル着用
浴衣:【浴衣 Cute Selection 単品販売 縞に菊模様】¥9,790
【浴衣 Solo Selection 単品販売 菊づくし】¥11,880
帯:【グラデーションへこ帯 赤色】¥5,720
下駄:【女性用下駄 サーモン、イエロー】¥3,300
扇子:【布貼扇子 ミントと猫さん】¥5,720
髪飾り:【京あそび 髪飾り 白】¥2,220
(西村兄妹キモノ店 Tel:075-417-6886/
https://www.rakuten.ne.jp/gold/kimonokyodai/)
かんざし¥3,300(Rola Tel:075-708-8013/https://rola-kyoto.com)
*税込価格
*2021年6月現在の価格です。
変更の場合がございます。
その他小物類:スタイリスト私物
▼STAFF
撮影:秀平琢磨(UNPLUGGED)
監修・着つけ:西村MIZUHO(西村兄妹キモノ店)
ヘア&メイク:塚本真子(Rola)
モデル:三村毬乃(gram)
文・編集:高島夢子(エディットプラス)