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おでかけや料亭でのディナーにも。ゆかたを着物風にアレンジ

カジュアルなイメージの強いゆかたですが、ひと工夫加えると、がらっと雰囲気を変えることができます。
上品に仕上げたいときにおすすめなのが、ゆかたを「着物風」に着こなすアレンジ。
おでかけや料亭でのディナーなど、行ける場所が広がります。

今回は、ゆかたを着物風に着こなすためのつのポイントをお教えします。

【POINT1:下に長じゅばんを着る】

ゆかたと着物の大きな違いの1つが、長襦袢を着るかどうか。
1枚で着ることが多いゆかたですが、下に長じゅばんを着ることによって、衿元が引き締まって上品な印象に。
このときの長じゅばんは、夏用の通気性の良い素材のものを選びましょう。

【POINT2:名古屋帯を使って太鼓結びに】

ゆかたでは、半幅帯や兵児帯を使うことが多いですが、着物風アレンジでは名古屋帯を使います。
名古屋帯は、通常は着物に使われる帯ですが、麻などの涼しげな素材を選べば、ゆかたにも合わせられます。
帯結びも、着物に使われる太鼓結びを選ぶことで、しっとりとした大人な雰囲気に。
太鼓結びでは帯締めを使うので、コーディネートのアクセントになりますよ。

【POINT3:着丈を長めに着る】

こちらは、ゆかたを着る際の一般的な着丈で、くるぶしの上が見える丈です。

着物風にゆかたを着こなす場合には、通常のゆかたの着丈よりも長くしましょう。
そうすることで、よりフォーマルな場にふさわしい雰囲気に。
くるぶしが隠れ、足の甲に裾が触れるくらいの長さがちょうどいいですよ。

【POINT4:足袋を履く】

最後のポイントが、足袋を履くこと。
POINT1の長じゅばんと足袋はセット使いすると覚えておきましょう。
ゆかたは通常素足で下駄を履きますが、足袋と下駄を合わせることでフォーマルな雰囲気がつくれます。
料亭などに行って、下駄を脱いで座敷に上がる際にも安心です。

今回は、ゆかたを着物風に着るアレンジ方法をご紹介しました。
シチュエーションに合わせて、ゆかたを上手に着こなしてみてくださいね。

▼衣装協力
モデル着用
浴衣【浴衣 Cute Selection 単品販売 縞に菊模様 】¥9,790
下駄【女性用下駄 イエロー】¥3,300
帯 【麻の夏帯 八寸名古屋帯 万華鏡 七宝 黄】¥35,200
長襦袢¥1,980
(西村兄妹キモノ店 Tel:075-417-6886/
https://www.rakuten.ne.jp/gold/kimonokyodai/)

*税込価格
*2021年6月現在の価格です。
 変更の場合がございます。

その他小物類:スタイリスト私物

▼STAFF
撮影:秀平琢磨(UNPLUGGED)
監修・着つけ:西村MIZUHO(西村兄妹キモノ店)
ヘア&メイク:塚本真子(Rola)
モデル:三村毬乃(gram)
編集・文:武尾香菜(エディットプラス)