お着物ライフには欠かすことのできない「お針仕事」
半衿を付け替えたり、ほつれた所をお直ししたり、お着物ライフには針と糸を使うことが欠かせません。
でも、針箱を出すのがちょっと面倒だったり、ついつい後回しにしてしまうこともあります。
今日はちょっとた針の豆知識をお勉強して、針仕事に対して少しでも興味を持っていただけると嬉しいです。◆手縫い針には「4の2」や「3の3」などの名称があり、指の長さや用途によって、針の太さや長さを替えて使用します。
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1、はじめの数字は針の太さを表す
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はじめの数字は針の太さを表します。
4番は絹を縫う針、3番は木綿を縫う針、というように番号が大きいほうが細い針です。…………………………………………
2、あとの数字は針の長さを表す
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あとの数字は針の長さを表します。
例えば、4番の針は「4の1」から「4の5」まであり、数字が1つ増えるごとに3㎜ずつ長くなります。……………………
3、針の数え方
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ひと包みに25本の針が入っており、これを「半匹(疋)」、ふた包みで「一匹(疋)」と数えます。
新しい針には少し油が付いていますので、最初に布で拭き取ってから使用しましょう