PAGE
TOP

寒色系と暖色系

色彩学の世界では,寒色系や冷たく感じる色,暖色系は暖かく感じる色,中性色は暖かくも冷たくも感じない色という定義があります.
皆さんも一度ぐらいは聞いたことがありますね?
具体的には,寒色系とは青色,水色,暖色系は,赤,黄色,中性色は紫,緑等が挙げられます.
そこまでならよく聞く話なのですが,私は心理学の専門家なので,ちょっと違った観点でコーディネートを考えてみたいと思います.

あさ,前日着ようと思って事前に出しておいたコーディネートがなんとなく当日しっくりこない時はありませんか?
この色ではない色が着たいという人間の気持ちの変化があります.
ここでは長くは書きませんが,簡単に言うと前日に寒色系と暖色系を2パターンの組み合わせを用意しておくと便利です.

具体的にはこんな感じで.
(1) 帯は,絶対これをしたいと決まっていた場合
(2) 暖色系 ピンクを中心
(3) 寒色系 薄い水色を中心(4) 両者を比較すると
上:暖色系
下:寒色系
帯と帯締め,帯留めが同じというのがわかりますか?それでもこれだけでもかなり雰囲気が変わります.

(5) 完成
まとめ
私は当日の気分でササッと変更できますが,皆様にも色彩心理学の効果のため,2パターン事前に用意することをお勧めします!