PAGE
TOP

小樽 着物散歩

小樽観光をしたことがある方は必ずと言っていいほど訪れる堺町.その中にある小樽
指定歴史的建造物第33号小間物雑貨卸であった久保商店.ここは現在喫茶店になって
います.明治40年の建物なので既に築110年を超えた和風建築です.この建物は1980年代の古民家(正確には民家ではないですが 商家かな)カフェの
走りで旧店名は「さかい家」で,姉妹で経営されていました.

一旦閉じたものの次の引継ぎ先が決まりここ数年新しい名前で再開です一旦閉じたものの次の引継ぎ先が決まりここ数年新しい名前で再開です。

このお店のモットーは小樽で作ったガラス製品を店内で使うこと.この奥のグラスは
間違いなく小樽製と思います.もしかすると,手前の器や箸置きのようなものなども
そうかもしれません.レシート入れはなんと小さな牛乳瓶.広縁には蓄音器があり,待合のところの氷の暖簾も何となく風情があります.赤い張地の椅子は昭和感が増します.古いレジスターや右側が古い金庫です.ちなみ
に今回は新しいレジスターを使用しているにもかかわらず故障してお釣りを出せなく
てバタバタしていました.

今回のコーディネート

着物:有松絞

帯: 浮世絵を見に行ったので広重柄

半襟:麻 オレンジとグリーン

帯締め:ブルーグレイの三部紐

帯揚げ:金魚

帯留め:自作の広重の作品

☆まとめ

 今回は他店で買い物をして浴衣パスポートを使用したため,ぜんざいは50%オフ
でした.ラッキー!