[着物でお出かけ] 美しい本のデザインに癒される「初版本コレクション」
今回は、東京・早稲田にある新宿区立漱石山房記念館へ。
夏目漱石が晩年を過ごした場所に建設された記念館です。
かつてあった自宅は「漱石山房」と呼ばれ、毎週木曜日には「木曜会」という文学サロンが開催されていました。漱石の弟子や知人、多くの文人たちが集っていたそうです。館内には、漱石の書斎を再現したお部屋(写真左)や、漱石と記念写真が撮れるフォトスポット(写真右)もありました。
今回の目的は、初版本コレクション。
明治から大正時代にかけて発行された、漱石や門下生の貴重な初版本を間近で見ることができます。
特に漱石のこだわりが詰まった装丁や挿絵は、思わず手に取りたくなるような美しさがあります。
当時の流行を思わせるアール・ヌーヴォー調のデザインに、現代の本とは違った魅力を感じました。観賞後は、併設カフェ「CAFE SOSEKI」でひと休み(入館時に50円割引券を頂きました♪)。
お干菓子と柿茶のセットを注文。クロネコのオリジナルカップも可愛い♡
「吾輩は猫である」に登場する「空也もなかセット」が1番人気のようです(残念ながら、この日は売切でした)。
カフェのみの利用も可能ですので、夏目漱石の本を読みながら、カフェタイムを過ごすのも良いですね。
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「初版本コレクション」
開催期間:2024.7.11(木)~2024.10.6(日)
https://soseki-museum.jp/tenji/10808/
漱石山房記念館
東京都新宿区早稲田南町7
東京メトロ「早稲田駅」1番出口から徒歩10分