[着物でお出かけ] やまと絵 受け継がれる王朝の美
今回は、東京・上野にある「東京国立博物館」で開催中の「やまと絵 受け継がれる王朝の美」展へ、千年以上続く日本の美意識を学びにお出かけしました。
※写真はパンフレットよりお借りしました
平安時代から江戸時代にかけて制作された、国宝や重要文化財に指定されている作品や、現存最古といわれている作品など豪華な作品がたっぷり展示されています。
千年以上の時を経た平安時代の色彩が意外にも綺麗に残っていることに驚きました。
また屏風絵は、遠くから見ると風景画に見えても、近くで見ると人々の日常が描かれていたりと、静寂な自然と人々の賑やかな生活とのギャップが面白く、やまと絵の魅力にはまりました。展示を全て見終えるまで二時間以上かかりました。
絵を通して、自国の千年前の暮らしや風景を眺めることができるのは、長い歴史をもつ日本ならではの醍醐味だと、つくづく感じました。※写真はパンフレットよりお借りしました
今回の展示の中で一番のお気に入りは「蒔絵琴」。
パンフレットではとても地味に感じますが、実物はうっとりするほど優雅です。ディスプレイを360°ぐるぐる回って、隅から隅までじっくりと見ていただきたい作品です。期間限定で11/5(日)までの展示ですので、ご興味ある方はお見逃しなく。コーディネートは古典柄の源氏車柄の着物でお出かけしました。
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「やまと絵 受け継がれる王朝の美」
開催期間:2023.10.11(水)~2023.12.3(日)
https://yamatoe2023.jp/
東京国立博物館 平成館
東京都台東区上野公園13-9
JR「上野駅」公園口より徒歩10分