[着物でお出かけ] 癒しを求めて「みちのく いとしい仏たち」展へ
今回は、たまたま見かけた可愛らしい広告に惹かれて、JR東京駅にある東京ステーションギャラリーで開催中の「みちのく いとしい仏たち」展へ、お出かけしました。
江戸時代、寺院の本堂の形状や荘厳が均一化され、端正な顔立ちの立派な仏像がご本尊として祀られるようになりました。一方で、地方の村々では仏師でも造仏僧でもない大工や木地師が制作した「民間仏」を、小さなお堂や祠などに祀っていたそうです。
煌びやかではなく、人間味あふれた優しいお顔の仏さまが130点以上展示されています。※写真はパンフレットよりお借りしました
どの仏さまも、表情がとてもユニークで可愛く、怒っていたり睨んでいるはずなのに、なんだか癒されたりします。全てのお顔を拝見したくなるので、みなさんゆっくりペースで楽しまれていました。
思わず「かわいい。かわいい。」と呪文のように小声で唱えてしまいます。
仏像から、ほのかに漂う木の香りにも癒されました。解説文も、仏さまへの愛が溢れていてほっこりし、どれもじっくり読みたくなります。出口にはフォトスポットがありますので、お帰りの際にぜひ撮影してくださいね。
チケットの仏さまが可愛くて、本のしおりに使えそうです。
コーディネートは、木製の仏さまにちなんで、ナチュラルな配色にして、仏具の献上柄の帯にしました。
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「みちのく いとしい仏たち」
開催期間:2023.12.2(土)~2024.2.12(月)
https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202312_michinoku.html
東京ステーションギャラリー
東京都千代田区丸の内1-9-1
JR「東京駅」丸の内北口 改札前