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法隆寺展へ。

近くの美術館で開催している『法隆寺展』に行ってきました.聖徳太子で有名な法隆寺,そのお母さんの尼寺である中宮寺,それに関連する仏像やお寺内部の飾りなどが展示されていました.当日は着物友達とみんなで行きました私は有栖川文様の帯で参戦.有栖川文様は、幾何学的な構成の中に図案化した動物や草花の文を施した文様のことを言いますが、主に鹿が描かれた文様が多いです。この名物裂は安土・桃山時代に日本にもたらされたもので着物や帯の柄によく用いられます.そのため法隆寺と時代は違いますが奈良=鹿でインスパイアされてこの帯にしました.半襟が野菜なのは美術館の帰りに季節の野菜コースを食べに行くので全体的に野菜コーデにしました.半襟がカボチャ模様ですので,料理の中にカボチャに関するメニューが出たりするとちょっとうれしくなります.今回のコーディネート
着物:単衣 ブルーグレー 野菜模様
半襟:カボチャ
帯:有栖川文様の夏帯
帯締め:控えめに補色のブルー系で
帯留め:能面 実際には能は奈良時代とは関係ないのですが仏像っぽいので.
帯揚げ:鳥獣戯画
かんざし:黄色のトンボ玉

3.まとめ
美術館に行くときは,ぜひぜひ,ちょっぴりの予習をして自分なりのこだわりでお出かけしてください.私の今回のポイントは,有栖川文様の帯です.