[着物でお出かけ] 美しい女神のお守りを求めて「日比谷神社」へお参り
今回は東京・新橋にある「日比谷神社」へお出かけしました。
御祭神は、衣食住を司る「豊受大神(とようけのおおかみ)」と、罪や穢れを祓う「祓戸四柱大神(はらえどよつばしたのおかみ)」です。
「新橋にあるのに、なぜ日比谷神社なの?」と疑問に思うこちらの神社。
もともとは日比谷公園内に鎮座していましたが、
1606年(慶長11年)江戸城の築城に伴い芝口町へ遷座
1928年(昭和3年)関東大震災の影響よる都市区画割整理に伴い新橋4丁目へ遷座
2009年(平成21年)都市道路計画の環状2号線の建設に伴い、現在の東新橋2丁目へ遷座
と、江戸時代から3度のお引っ越しを経て現在の地に鎮座した歴史があります。
移転をきっかけに消滅してしまうことも珍しくないにも関わらず、数多くの危機を乗り越えて、遷座のたびに社殿も立派になっていった強運の神社です。
その「奇跡」にあやかり、全ての運気を上昇させると言われる「奇跡の御守」が有名で大人気ですが、私のお目当ては「祓戸四柱守」。世の中の穢れを祓う4柱の神様(瀬織津比売神・速開都比売神・気吹戸主神・速佐須良比売神)を全て祀っている神社は少なく、美しい萌えキャラで描かれている御守りは大変珍しいです。
今年はこの女神様たちにご縁があり、私の推し神様です。美しく清らかな雰囲気の中にある芯の強さに憧れます。境内社のお稲荷様は、狐さんではなく狛犬さんが護っておりました。
何の柄かは不明ですが、社に施されたコロンと可愛らしいデザインの彫刻が目を引きます。手水舎は、センサー搭載、龍の口から自動で水が流れます。暑い日は上からミストも出てきますので、お着物が濡れないようご注意ください。
水の女神さまでもある祓戸四柱のイメージカラーのブルーを使ってコーディネートしました。
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日比谷神社
東京都港区東新橋2-1-1
都営大江戸線「汐留駅」から徒歩3分