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[着物でお出かけ] 見るだけでも楽しい♪「江戸のおもちゃ絵」展へ

今回は、東京・隅田区にある「たばこと塩の博物館」で開催中の「江戸のおもちゃ絵」展へお出かけしました。

おもちゃ絵とは、江戸から明治にかけて描かれた子供向けの浮世絵です。
同じカテゴリーの物を集めて一枚の絵に描いた「物尽くし」、昔話などの起承転結を描いた「物語」、切り抜いて組み立てる「細工物」、ゲームになっている「絵双六(えすごろく)」といった、主に4つのジャンルがあります。現代でも残っている遊び方ばかりですね。写真上:細工物 before
写真下:細工物 after

今回の展覧会では第一部・第二部合わせて約300点のおもちゃ絵が展示されています。
子供向けなので、絵の雰囲気も優しくほっこりした気分になります。一番お気に入りの展示は「姉様人形」。お着物を選んで、帯を選んで、かつらを選んで、かんざしを選んでコーディネートする着せ替え人形です。
江戸時代でも、小さい頃から遊びながら美的感覚を養っていたことを知りました。男の子は役者のかつらを取り替えて遊んだり、見ているだけで面白い。コーディーネートはパンフレットの文字色から一色とりました。
入館料が100円ととてもリーズナブルなので、ぜひお出かけしてみてください。

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見て楽し遊んで楽し
「江戸のおもちゃ絵」
part2
開催期間:2023.12.2(土)~2024.1.28(日)
https://www.tabashio.jp/exhibition/2023/2312dec/index.html

たばこと塩の博物館
東京都墨田区横川1-16-3
都営浅草線「本所吾妻橋駅」より徒歩10分