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【きものワードローブ】手持ちの袷きものを見直し!

いざきものを着ようと思ったときに、合わせられる帯がない。もしくは、やりたいコーディネートは思いつくのに必要な色の小物がない……。

毎日のようにきものを着るわけではないので、たまにコーディネートを考えるとそんなふうに躓くことがあります。

これから何年も好きなきものを満喫できるよう、きものワードローブの見直しと、何度でも着たいと思える定番コーディネートを考えておこうと思い立ちました。現在持っているきもののうち、主要なワードローブはこんなラインナップです。

下の三点は単衣と浴衣なので、今回は袷のきもののコーディネートについて検討したいと思います。冬になると必ず着ている、赤の紬きもの。
鮮やかすぎない、少しニュアンスのある赤に白の鹿の子が映え、さりげない麻の葉模様で遊び心を感じる一枚です。

白のモフ帯や黒い帯とあわせてモダンな雰囲気で着ることが多かったですが、クセのないきものなので何にでもあわせやすそう。

ブルー系の帯とあわせてマリン調に来たり、ブラウン系の配色で温かみのあるコーディネートもしてみたいです。

また、ネイビーと赤の格子柄のきものは、人生で初めて、自分で購入した一枚。
つるつるとした紬で、配色が自分の好みど真ん中。最初に買う一枚にははっきり好みが出ているなあと実感します。

こちらも何にでもあわせやすいきものなので、どんな帯を新しく迎えても組み合わせられそうです。カラフルな更紗柄小紋は、ステンドグラスのような色づかいが大好きな一枚。
買ったときは、大人になったらもう少しシックな色味を欲するかな?とも思ったのですが、まだまだこのカラフルさが好きなので引き続き着ていきたいです。

そして、更紗柄のきものはもう一枚。
これまでのきものはすべて自分で購入した古着ですが、こちらは母が嫁入り道具として誂えた新品。
一度も着られずに桐箪笥に仕舞われていたものを譲り受けました。

かなり落ち着いた色味なのであまり着る機会はなかったのですが、思い入れがあって手放せません。
仕舞い込んでおいて数年後に着よう……なんて思っていたらついメンテナンスを怠ってしまいそうなので、このきものにぴったりの帯をお迎えしてどんどん着ていきたいなと思いました。次は、帯や小物についても検討していく予定です。

ワードローブを見直して、他の方に着ていただけそうなものは少しずつ手放し、手元に残った少しのきものをマイサイズにお直ししてより着やすくできたらいいなと、そんなふうに考えています。