⭐️私の着物史⭐️ 子供の頃の記憶 祖母と母の着物
お元気ですか🌞トリコです。
本日から何回かに渡り、『私の着物史』と題して、着物を通して私の自己紹介をしていきたいと思います。
1回目の今日は、小さな頃の私と着物についてです😍
うちは典型的な「おばぁちゃんが着物好きで母にもたくさん着物持たせたけど、母は全く着物を着ない家庭」で育ちました。
私の世代(アラフォーの皆様)の多くの方が当てはまるのではないでしょうか。※トリコ調べ
祖母は本当にお洒落で着物は何着持っているか分からないほどの着物LOVERでした❤️
贔屓の呉服屋さんから良いものを見せていただいてはコレクションを増やしていたようです。古都デルフトにて留袖での記念撮影。留袖の黒は別格だとあらためて思いました。
対して、私の母は普段は一切着ることは有りませんでした。
けれど、私達子供の卒業式や入学式、そしてお正月など、限られた節目に必ず訪問着を着ていました。
見慣れない着物姿の母がいつも以上に美しく、なんだか誇らしく、嬉しかったのを覚えています。
母が着物を着ていることで、今日は特別な日なんだと感じていたように思います。綸子の華やかさ、縮緬の肌触り、柄付の妙、母が着ていたフォーマルな着物の印象は今もはっきり覚えています。
お正月、母は着物に割烹着を着て、おせちやお雑煮を用意してくれました。
大晦日の喧騒から、新年に切り替わったことを母の着物が教えてくれました🎍
(元旦の日は、父も母に着せてもらって着物姿でした)
私自身、子供の時に着物を着た記憶は有りませんが、2人の尊敬する着物姿の女性の存在が、私の着物史の礎に有ります。まさか自分が着物に携わる仕事をするとは夢にも思っていませんでした。子供達には私の着物姿、どう映っているんだろう👀💕
着ることで伝わる気持ちがある。その事柄への思いを表すことが出来る。
着物の大きな魅力のひとつだと感じています。
★毎週水曜日更新★ フォローやイイネいつもありがとうございます🦄コメントもめちゃくちゃ嬉しいです。あなたの着物のルーツ、教えてください❤️🤍💙