【脱・野暮ったコーデ!】きものコーディネートのポイント
私がはじめて自分できものを買ったのは、今から四年ほど前。
紺色に赤のチェック(格子模様)が入った、紬の着物でした。
紬といってもほっこりした風合いのものではなく、大島紬のようにツルツル、サラサラとした光沢のある生地と、現代的なチェックの柄が気に入って購入しました。ただ、当時はまだ着付けを習い始めたばかり。
着付け方はもちろん、着物のコーディネートのやり方もよくわかっていませんでした。こちらが、きものを買った当時の写真。
締めている帯も、帯周りの小物も暖色系で、それぞれは好きなアイテムだったのですが、組み合わせると全体的にちぐはぐで、ちょっと野暮ったい印象になってしまっています…。
この頃からきものの組み合わせ方について研究を重ね、数年後、同じきもので組んだコーディネートがこちら。きものの赤色と青色を活かした、レトロな雰囲気のマリンカラーコーデ。
数年前のコーディネートから変えたポイントは、
①素材の質感を合わせたこと
➁半襟を、白襟から柄のあるものにしたこと
③メイクや髪型を整えたこと
この三点を意識するだけで、ぐっときものが引き立つコーディネートになりました。
ツヤのあるきものの質感にあわせて、帯は、光沢のある素材の名古屋帯を。
全体的に赤・青・黄の三色でまとまるように小物を選んで、襟元には、帯と配色が似ているレース半襟をチョイス。
髪はふわりとゆるめに巻いて、ちょっと毛先を遊ばせました。
まだまだコーディネートは研究中ですが、コツがわかれば組み合わせを考えるのも楽しくなり、どんどんきものを着たい気持ちが湧いてきます。
きものコーディネートに自信がないという方は、ぜひ参考にしてみてください☺︎