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[着物でおでかけ]日本各地の民藝品が揃う「備後屋」

今回は、東京・若松町にある「備後屋」を訪れました。
店外にディスプレイされている陶磁器コーナーがすでにトキメキスポットでした。店内に入ると、日本各地の民藝品が所狭しと並べられ、地下1階から地上4階までボリュームたっぷりの見応えです。昔使ったおもちゃや現在使っている小物、旅先で出会った民藝品なども発見し、過去の懐かしい記憶も蘇ります。階段に置いてあった「お買い物カゴ」も民藝品の竹籠で、とても可愛く心躍ります。この竹籠を着付けの小物入れにしたら、気分も上がりそうです。
どれもこれもじっくり拝見したくなるので、お客さまの店内滞在時間も長め、若い方から年配の方、外国の方も訪れていて、とても愛されているお店だと感じました。
私も、欲しいものがたくさんありましたが、今回は、「のし袋」「便箋」「封筒」、そして形が可愛く実用的な「バターナイフ」を選びました。「民藝」とは、「民衆的工芸」の略。一般の民衆が日々の生活に必要とする品を指すものとして、大正時代に柳宗悦らが作った造語だそうです。
一点一点丁寧に作られた品は作り手の温もりを感じ、日常の中の無駄のない美しさに気付くことで、心も豊かになりそうです。______

「備後屋」BINGOYA
東京都新宿区若松町10-6
都営地下鉄大江戸線 若松河田駅 徒歩1分
http://bingoya.tokyo/