北海道大学傍の築100年以上建築 シネマ歌舞伎の帰り道」
札幌と言えば自然ですが,北海道大学の敷地はとても広いです.観光客の方が訪れることも多いのですが,その帰り道,「博多ぶあいそ別邸」でランチはいかがですか?札幌なのになぜ博多?はさておき,この建物に一見の価値があります.日本昆虫学の始祖 松村松年博士の築100年以上の日本家屋を使用してランチは和食メインで営業しています。
この日は着物友達とシネマ歌舞伎「籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのよいざめ)」を観た後にお邪魔しました.札幌はお花が少し遅く,現在お庭や塀づたいにアジサイが咲いています。ここは待合です.結構混んでいたのですが,このような素敵な場所で待てるのでまったく時間が気になりません.
昭和の型板ガラスの種類のオンパレード。これとは別にご飯とお味噌汁がついており,ご飯は札幌の夏らしくトウモロコシご飯でした(写真なし)テーブルはなんとなく鎌倉彫っぽかったです.
半襟:千鳥
着物:グリーン.大小あられ模様の小紋.
帯:博多帯。
帯揚げ:薄紫
帯留め:ガラス。金魚。
今回の着物コーデは,シネマ歌舞伎に準じたもの.何とも後味の悪い終わり方ですが、迫真の演技は心に迫りました.玉三郎の斬られた後の華麗な海老ぞりも観られて眼福!太夫,花魁,禿それぞれの着物をしげしげ観るのも楽しみの一つです.
札幌にもし来る機会があれば北大訪問の帰りに,ぜひ着物でぶあいそ別邸に訪れてください.